はじめまして、ほのあです!
結構前にもこれと同じ小説を書いていたのですが、小説書きで書き直したいのでスレを立てました。何度も何度も申し訳ありません……!!
この小説のジャンルは一言では言えないのですが……普段はほのぼのとギャグ、たまにシリアス、恋愛といった感じです!
これ以外にもあると思いますので、たぶん色々なジャンルを詰め込みすぎた小説になっていると思います。
私は三日坊主なので、すぐ小説を書くことをやめてしまうかもしれませんが、できる限りがんばります!
描写・表現は自分なりに工夫して書いていますが、書くのは苦手なので変なところがありましたらすみません。
それでも楽しんでいただければ幸いです。よろしくお願いします!
ディアン さん
返信遅くなってすみません!
ありがとうございます! これからも見てくれたら嬉しいです。
「 よし! こんなもんでいっかな〜? 」
ある程度手は洗えた。なのでもう戻ろうとすると、後ろにはもみじが立っている。
だが、いつものもみじではない。目は絵に描いたようにかっこよく、アニメキャラみたいに大きくなっている。髪も普段は上の方がぐしゃっとしているはずなのに、どことなく整っており様になっていた。いつもよりイケメン度が増している。
「 おう、もみジジィどうかしたのか? 」
「 やあほのあ、今日はよく会うね。初めて会った日から、君とは運命を感じているよ 」
「 ( ……コイツ頭ダイジョブなのか? イカれてないか? ) 」
いきなり意味不明なことを言い出す。それを不思議とは思わないが、頭おかしいだろとほのあは思った。しかも、今日もみじと会うのははじめてだ。
____とその時。
ドンッ! 木を手で叩く音が耳に入った。突然の壁ドン。
つまり、今のはもみじがほのあに壁ドンをした音なのだ。後ろにはぽつん、と1本寂しく木があったので、それを壁としてやったのだろう。もみじはなにが目的でこんなことをしているのだろうか?
「 それじゃあ、その運命に僕が答えてあげよう____ 」
「 ( うわっもみじの顔が近付いてくる! 嫌だ嫌だ、こんな奴とおでこタッチしたくないよ! ) 」
明らかにこれは壁ドンだが、ほのあは壁ドン自体知らない。なのでこれをおでこタッチだと勘違いしている。
もみじはつり目でほのあのことを見つめながら、どんどん顔を近づけていく。まるで凛々しい表情を見せつけてくるみたいだ。
「 ( 嫌だ嫌だ、こんな奴嫌だーーっ!! ) 」
「 ぎゃあぁあああぁぁあッ!! 」
ほのあは嫌だ嫌だと思いながら、ドバーン! ともみじのことを片方の足で突き飛ばした。
突き飛ばされたもみじの身体も、突然の衝撃に堪えきれなかったのか悲鳴を上げている。身体は痛がっているが、ドMのもみじにとってはこれも快感に感じられた。
そのままほのあから見る見るうちに遠ざかっていくと、あんこの家や小学校へと続く土の道に叩きつけられたもみじ。
「 いててててて〜……なにするんだよもう! 俺はドMだからいいけど、ドSの人は怒るからね!? 」
「 あっ正気に戻ったね、よかった〜もみジジィ! 」
「 もみジジィ言うな! しかも俺はまだ子供だぞ! キッズだぞ! 」
地面に叩きつけられてから少し立つと、ゆっくりと立ち上がる。そのもみじはさっきと違い、話し方も髪もいつものように戻っていた。ただ目だけは戻っていない。
怒ってはいないが、いきなり突き飛ばされたので反応にまごつきながらも注意を与えている様子。しかしほのあは普段のもみじに戻って、少しほっとしたようだ。
話を聞くと、どうやら目は子供、または小学生でもできるコンタクトをしたから大きくなっていたらしい。言葉使いは自分に酔ったように、わざとかっこつけてみたという。こんなこと ( 壁ドン ) をしたのは、あとでゆっくり話すということになった。
まあせっかく会ったことなので、もみじも連れてすずかたちのところへ戻ることに決定。