はじめまして、Seiraと申します。
小説は初めて書きます!
至らないところばかりだとは思いますが、よろしくお願いします。
荒らし等はやめてください。
どうぞごゆっくり、お付き合いくださいませ。
お願いだから、わたしを好きにならないで。
Next>>3→登場人物紹介
。.。:+*------ 登場人物紹介 ------*+:。.。
〔立花 星姫(たちばな せいら)〕
ピアノが得意な中学1年生の女の子。優しくて思いやり深く、人を嫌いになれないタイプ。少し天然で、自己評価はとても低い。
〔朝比奈 健斗(あさひな けんと)〕
星姫の同級生の男の子で、小1からの付き合い。それなりに優しく、とても一途。小学校の頃からずっと星姫のことが好きで、猛アプローチをする。
〔保海 優弥(ほかい ゆうや)〕
中学校に入って星姫と同じクラスになった男の子。小学校は別だったが、一目見た瞬間に星姫を好きになり、できるだけそばにいようと、彼女の相談などに乗る。
〔芳野 涼夏(よしの りょうか)〕
小学校時代に星姫をいじめていた内の一人。中学でも同じクラスになり、息苦しさを感じている。健斗のことが好きで、星姫に嫉妬をする。
ほぼノンフィクションです。
>>3
そのうち付け足すと思います。
1,プロローグ~星姫side~
小学5年生の終わりから6年生の途中まで。
わたしは、いじめに遭っていた。
いじめられていた友達を助けたがために、わたしがいじめられるようになったんだ。
クラスの女子全員から無視をされ、物を隠され、陰口を言われ……。
大したことないかもしれない。
ありきたりかもしれない。
それでも、わたしにとっては辛かった。
辛くて辛くて、どうにかなってしまいそうだった。
でも、友達を助けるためにはなんでも出来たわたしにも、やめてと言う勇気がなかった。
誰かに助けてもらいたかった。
わたしの辛さに気づいて欲しかった。
……そんな都合の良いことなんか、望んじゃダメ。
だから、一人で誰にも言わずに耐えた。
いじめがなくなっても、わたしは心を閉ざし続けた。
ずっと一人でいたがった。
そんなわたしを、キミは好きと言ってくれたんだよね。
登場人物、早速付け足しです。
〔渡 実香子(わたり みかこ)〕
星姫の同級生で、健斗と同じく小1からの付き合い。サバサバした性格で、友達も多い。星姫のことを心配しまくっている。
2,どうしよう 【星姫side】
「みかっち!どうしよ、わたし……っ」
待ちに待った中学校の入学式の日。
わたし、立花星姫は仲良しのみかっちこと渡実香子ちゃんと掲示板に貼られたクラス発表の紙を見ていた。
「どうしたの、せいらん?……あー、うちとはクラス離れちゃったかー!残念ーっ!」
そう、みかっちとクラスが離れ……じゃ、なくて!
「それもそうなんだけどね!違うの、あの……りょ、涼夏ちゃんと、同じクラスなのっ!」
「……へ?」
え、みかっち、分かってるのかな……?
「……っ……ええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
ひゃぁっ!
「みかっち!声が大きいよっ!」
うわぁ……みんな見てるよ。
どーすんのよぉ……!
「ごめんって。でもウソでしょ。大丈夫なの?」
「大丈夫じゃないよぉ……っ」
みかっちがこんな反応をするのも、わたしがパニクってるのも、無理ないんだよねぇ……。
「……はあーぁ」
「入学式の朝から、何で大きなため息ついたんだよ」
頭上から聞こえたのは、まだ声変わりしていない男子の声。
「……うあ、健斗……っ」
3,大丈夫なのに【星姫side】
「何かあった?」
え……。
いつも以上に優しく聞いてくれる相手に驚きを隠せない。
「いや、あの、その……」
「せいらんが涼夏と同クラになっちゃったの!バカ!!」
口ごもるわたしに代わって、みかっちが言った。
まるで、怒りをぶつけるかのように。
「え、俺?なんで?……ってか、芳野と同クラ?それ、マジ?!」
戸惑ったらしい健斗がわたしを見てくるから、曖昧に笑っておく。
「あ……う、ん……まあ、ね」
「何かあったら、言えよ!小学生のときみたいに、一人で抱え込むな」
どうして……。
「……わたしは、大丈夫よ」
優しくしないほうが、いいよ。
また、わたしに傷つけられるだけだから。
「ふっ、二人は同じクラスなんだよね!わ、わたし、先に行くね!じゃあねっ!」
なんとなく、逃げてしまった。
わたしのダメなところ。すぐ逃げる。
「せ、セイラ……!」
「……涼夏、ちゃん……」
声を掛けられて振り向くと、涼夏ちゃんがいた。
「あのさ……同じクラスだよね、あたしら」
「う、うん……」
「その……一年間、よろしく」
ビックリした。まさか、そんなことを言われるなんて。
涼夏ちゃんも悪い人じゃないのかもしれない。
そう思うと、思わず顔がほころぶ。
「こちらこそ……!よろしくね」
……それでも不安は消えなかった。
わたしは、大丈夫なのに。
4,何よ【涼夏side】
あーあ。
よろしく、って言っちゃったよ。
同じクラスで一年間とか、あたしが耐えられないし。
あたしはセイラが嫌いだから。
というか、セイラを嫌いって思っていないと苦しい。
「あ、芳野」
急に聞こえた愛しい声に、眉間に寄っていたシワがすうっと溶けていくように消えるのがわかる。
「けん、と……」
その声の主は、あたしが想いを寄せている人であり、セイラをいじめる要因でもある人。
「お前さ、セイラと同じクラスなんだろ。もう……いじめるなよ」
あんたは何にも知らないくせに。
何かがプツンと切れた。
健斗にこんなにムカついたのは、多分二度目だ。
「何よ、あんた!口を開けばセイラ、セイラって!あたしの気持ちなんて何にも知らないのに、意味わかんないこと言わないでよね!」
あぁ……やっちゃった。
こんなに、怒鳴るつもりなんかなかった。
もう、あたしってば最低……。
面白くなってきた
11:Seira◆V6:2017/06/21(水) 16:10 >>10
まさか、読んでくださる方がいたなんて……!
感激です。そして、お褒めの言葉(?)、ありがとうございます!
これからも、宜しければ読んでくださいね。
スゴいですね!私は、『あの日の物語』、『私の恋は叶わない』を書いてるんですけど、下手で…でも、この小説を読んで勉強になります!これからも頑張ってください!
13:レミリ◆63Y:2017/06/21(水) 19:03ごめんなさい!『私の恋は叶うの?』でした。
14:Seira◆V6:2017/06/22(木) 16:24 >>12
わぁ、ありがとうございます!
『私の恋は叶うの?』の方は、読んだことがあります。(コメント等、書いていなくてスミマセン…)
全然、下手ではないと思います!寧ろ私が勉強したいくらいですし。
これからも、ぜひぜひお読みになってください!
感想などを頂けたら、なお嬉しいです。
Seriaさん、そうだったんですか?!嬉しいです!いえいえ、私、もの凄く下手なので!これからも頑張ってください!私もがんばります!
16:Seira◆V6:2017/07/17(月) 09:07
5,無理だよ【星姫side】
どうしよう……。
わたしは教室のドアの前で物の見事に人見知りを発揮し、一歩も動けずにいた。
困った……わたし、無理……。
「何やってんの?早く入んなよ」
直立不動のわたしに後ろから誰かが声をかけてきた。
「えっ……あっ、ごめんなさいっ!邪魔ですよ、ね……あ」
そう言いながら振り向くと、背後にいる人の姿が見え、思わず絶句した。
「涼夏ちゃ……ん」
「セイラ、さっさと入ってよ」
「でも、その……ね?」
無理なの、本当に!
「……あぁ、そーゆーことね。ひ・と・み・し・り」
うぅ……バレてる……!
「じゃあ、入るよ」
涼夏ちゃんはわたしの手をむんずと掴み、ドアをガラッと勢いよく開けた。
「ちょっ……!」
嘘でしょう?!待ってぇっ!!
>>15
謙遜しないでください!自信持ってっ!…私が言えることではないですけれど。笑
お互い頑張りましょうね٩( ๑•̀o•́๑ )و
※私の名前は、Seiraです。iとrが逆に……。
あぁ……Σ(°Д°)ノノ
すいません!
>>18
大丈夫ですよ!
6,ともだち【星姫side】
手を掴まれたわたしは、抵抗も出来ずに引っ張られていた。
その足で向かったのは、入学早々楽しそうに話している数人の女の子たちのところ。
「ちょっと……っ!」
「初めまして!」
「涼夏ちゃんってば……っ!」
わたしの制止を華麗にスルーして、その女の子たちに話しかける涼夏ちゃん。
「あ、初めまして〜」
女の子たちの中で一番手前にいるショートヘアの子が、にこやかに返してくれた。
「私、ルリナっていうの。あなたたちは?」
「あたしは芳野涼夏、こっちは立花星姫」
涼夏ちゃあん……。
「私はユキノです!」「私はチカだよ」「私は、サナ!」「私、セイコです」
わっ……!
火がついたように次々と名前を教えてくれるその子たちの勢いにビックリしてしまう。
「セイラ、って可愛い名前だね!」
そう言ってくれたのは、ルリナちゃん。
恥ずかしいけど、ちょっと嬉しいかも…。
「あの……ありがとうございます。でも、名前負けしちゃってますよね」
㋴「そーんなことないってぇ!」
㋠「そうそう、セイラちゃん可愛いし!」
㋚「モデルさんみたいだよ、ホント!」
㋝「ってか、なんで敬語?タメで良いのに〜」
なんか……賑やか、だな。
「セイラ、敬語は直そうよ」
「涼夏ちゃん、でも……」
「でも、は禁止!仲良くなりたくないの?」
「……うぅ」
そんな、いきなりは無理だって……。
㋸「涼夏ちゃんとセイラちゃんって仲いいね〜」
㋷「そうかなぁ?……てか、呼び捨てでいいよ!」
㋸「おっけ!じゃ、私のことも呼び捨てで!」
㋴「私らも呼び捨てでいい?」
㋷「もちろん!」
㋠「あ、いきなりだけどさ〜、涼夏って何部入る〜?」
㋷「んー、バレーボール部とか?」
㋚「お!私と一緒だ!」
㋝「私もバレーがいいな、って思ってた〜」
㋷「良かった!知ってる人がいなかったら悲しーしねー」
涼夏ちゃんは、スゴいな……。
すぐにみんなと打ち解けられてて。
わたしには、絶対無理だなぁ。
わたしは、涼夏ちゃんの隣でにこにこ笑っているだけの自分が、心の底から嫌い……。
読んだよ!
セイラちゃん文才あるね!
すごい!
7,本格的にヤバいかも【星姫side】
入学式から早一週間。
親交を深めるための校外学習の自由班決めをするとき。
5人1組、男女混合というルールのもとでみんな固まっていく。
……なんとわたしは、ひとりぼっちになってしまった!
本格的にヤバいかもよ、わたし!
まぁでもね、自分が悪いのは分かってるの。
せっかく涼夏ちゃんが話しかけてくれた4人に自ら話しかけられず、涼夏ちゃんはその4人とずっと一緒にいるし。
挙げ句の果てに他に知ってる人いないしね!
「はあぁぁぁぁ……どーしよ……」
「あの……立花さん?」
「っはいぃぃ!!」
……やってしまった。
顔を伏せた瞬間、上から声が降ってきた。
慌てて返事をしながら顔を上げるも、絶対引かれた自信がある。
私の机の前に立っていたのは、いわゆる可愛いグループの三枝さんだった。
三枝さん、フルネーム・三枝ひかるさんは綺麗な髪をポニーテールしていてそれがすっごく似合う、クラス一大人っぽい人だ。
「くすっ……立花さんて、面白いんだね」
「うぅ、お恥ずかしい限りです……」
「全然そんなことないと思うよ?……あ、そうそう。立花さんさ、あたしと同じ班にならない?」
……今、なんて?
「え、え、え……さ、三枝さんが、わたしと、同じ班に……?!」
ひとりで軽くパニック。
だって、こんな大人っぽくて可愛い人がわたしなんかと……!
「うそ……嬉しい……!嬉しいです……っ!」
「ふふ、じゃあよろしく、セイラ!」
「こちらこそ、さえぐ……じゃなくて、ひかるちゃん!」
わたしは、ひかるちゃんとひかるちゃんのお友達の男の子3人と一緒の班になった。
完全に浮かれていたわたしは、気付かなかった。
遠くから涼夏ちゃんが睨んでいたことに……。
>>21
そんなことないよ!でも、ありがと!
登場人物、付け足し!
〔三枝 ひかる(さえぐさ ー)〕
星姫のクラスメイト。入学式のときから、ずっと星姫のことが気になっていた。可愛い子たちでつるんでいる。涼夏ちゃんとは面識があるようで…?
せいら、来たよ〜!
あとうちさ、この小説、せいらが「ガールズトークで盛り上がっちゃお!」
に来る前に小説読んでた…
この人めっちゃ小説書くの上手いなって思ってたんだよねー!
星姫ちゃん、可愛いなー!
あと、涼夏ちゃん、一体これからどうするつもりなんだろ…
続きが気になってたまらない!
りおあんと同じで、続きが気になる!
27:のあ:2017/07/29(土) 14:01 これは…小説??
>>20
は台本??
ちょっとおかしいかも…
あと出てる人の名前キラキラすぎませんか?
>>25
わ、りおちゃん!
…え?!うそ、そーなのっ?!恥ずかし〜
そぉ?ありがとう!
>>26
まいちゃんも!ありがとね
>>27
いちお、そーです。
>>20は自分でもおかしいと思ってます、はい。自覚アリです。
キラキラ…そうですか?まぁそれは私の考える力の問題ですね!