カルマです。私は小説を1からまた始めたいと言うことで、また小説を書きます。1日2回のペースで行けるようにしたいです。
アドバイス、感想とかもくれると幸いです。
>>2 登場人物
>>3 ストーリー
>>4 プロローグ
☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪
『下校の時刻です。放課後残っている生徒は片付けをして、素早く帰りましょう。さようなら』
誰もいない教室で一人で本を読んでいると、教室に放送が響きわたる。
あぁ…もう15時55分か…
私は帰る準備をしていると、
「円香!一緒に帰ろ!」
「ごめん…今日一人で帰りたくて…」
「そっか〜…んじゃ、今度一緒に帰ろうね!バイバイ!」
「うん!ごめんね。バイバイ!」
真帆ちゃんが教室から出ると、私はため息をつく。
「ごめんね…」
私は小さな声で謝る。
私はランドセルを背負って、教室から出る。
昇降口に出ると、人はほとんどいない。私は一人で帰っていく。
教室は最悪な一日だ。席替えでせっかく星也君の隣になれたのに…莉愛ちゃんなんで嘘つくの…?酷いよ…
すると、私の目から何かの水滴が流れてくる。
「あ、あれ?私…なんで泣いてるの?」
私が目を何回も擦っても涙はまだまだ出てくる。
何でだろ……
「あれ?円香ちゃん?」
後ろから星也君の声がした。私はその声を無視して走っていく。
「ちょっと待って!」
星也君は、私を追いかけてくる。
お願い…来ないで……
すると、肩を掴まれ、振り向いてしまった。
「え……どうして泣いてるの?」
星也君は凄く焦っている。
ごめんね…
「え……あっ……ごめん…!」
私は星也君の手を振り払い、そのまま走り出していく。
星也君が追いかけてくる気配はなかった。
私は自分の家の鍵を開けて、自分の部屋に入り、ランドセルを背負ったまま、ベッド倒れ混む。
「私…卑怯だな…」
私はポソポソと小さく独り言を言う。
きっと星也君を傷つけて、莉愛ちゃんに嘘までついた…
私…卑怯者…!
♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆♪☆
次の日になると、私はどんよりしていた。
昨日は全然眠れなかった。星也君と莉愛ちゃんのことで頭がいっぱい…
「おはよ…」
「おはよう。あら?円香、ちょっと暗いけど大丈夫?」
「え、うん!朝は少し機嫌が悪いだけ!」
ほら…今もお母さんに嘘をついた…なんて、最悪なんだろ___
「行ってきます…」
私はいつもよりトーン低めの声で学校へ向かう。
はぁ…今日は不幸が訪れそうだ…
そう考えると、憂鬱になってくる。
「あの、雨宮さんちょっといいかな?」
後ろから聞き覚えのない声が聞こえ、後ろを振り向いた。
「え…えっと……」
だ、誰!?全然知らない人…でも、同い年くらい…かな…
「僕、5年の吉沢と言います。雨宮さんにお話があって…」
その吉沢君?は真剣な顔で私を見つめながら言う。
「僕と…付き合ってください!」
「え!?」
いきなりの告白に驚いてしまう。
話したことないのに、告白されるって…全然意味わからない…
告白の返事どうしよ……
「えっと……」
「返事はどうなんですか?」
私は焦っていると、吉沢君は強引に近づいて来て、私の肩を掴む。
どうしよう…誰か、助けて…!
「俺の彼女に何か用?」
すると、私の肩から吉沢君の手を離して、私の前に誰かが立った。
「ほ、星也君と…莉愛ちゃん!?」
私は星也君がいるのはびっくりしたけど、莉愛ちゃんがいるのは、物凄く驚く。
「円香ちゃん、大丈夫?」
莉愛ちゃんは首をかしげて聞いてくる。私はこくりとうなずく。
「あのさ、俺の彼女に無断で触れないで?」
「す、すいませんでした!!」
星也君は、吉沢君をにらみつけると、吉沢君は走り去っていく。
「大丈夫?」
「う、うん!」
星也君から聞かれると、首を縦に動かす。
て言うか、なんで莉愛ちゃん、私を助けに来たの……?
6.理由
休み時間になると、去年と同じように、図書室へ向かう。私は、図書室に居ると、何だか落ち着く。
「失礼します…」
私がポソリと言うと、しーんと静まる。
誰もいない…この方が少し安心する。
私はお気に入りの景色が良い席に座る。
ピンク色に染まっている木、色とりどりのお花など、こういう風景がずっと眺められたら良いなっていつも思ってしまう。
「失礼します。円香ちゃんいる?」
出入り口から、聞き覚えのある声が聞こえ、振り向く。
「り、莉愛ちゃん…」
そこには、莉愛ちゃんがいた。
気まずいな……
「ここ座っていいかな?」
「う、うん!どうぞ…」
莉愛ちゃんは、私の隣の椅子を触りながら聞くと、うなずきながら言う。
ど、どうしよう…朝のことでわかんないよ…
星也君と仲良く登校してて、それで邪魔しちゃったかな…?
「あ…あのっ…」
「あのね、円香ちゃん…」
私が言いかけると、莉愛ちゃんが私に声をかける。
「もしかして、私と永崎君の邪魔しちゃったって思ってる?」
莉愛ちゃんは私の目を見ないで話す。
私はビクッとしてこくりとうなずく。
「やっぱりか…」
莉愛ちゃんは最後にため息をつく。
な、なんか悪いことしちゃった…?
「私、円香ちゃんに謝りたいことあるの…」
「え…?」
私は驚き、莉愛ちゃんの方を向く。