pixivで私が書いている小説です。
注意 面白半分で書いているので、ふざけている要素が結構あります。
感想待ってます。
ガチの小説が読みたい人は、
https://ha10.net/test/read.cgi/novel/1534840574/l50
を読んでください。
誰にも見せない小筆があった。人知れず流れた小筆があった…
あれは、夏のこの頃。綾瀬未来は小筆を水道管に落としてしまった。
当時、小学生だった私は、洗面所でただ小筆を2本洗っていた。
ぼんやりと梅○富美男さんの事を考えていた。
夏の洗面所は暑苦しく、気づけば汗だくになっていた。
小筆の汚れがなかなか取れないので、若干イラついてきた私は舌打ちをした。
すると手が滑り、小筆落とした。(゚∀゚;)ヤ・・・ャバ
小筆は静かに流れてゆき、水道管の中へと入っていった。
ゆっくりと、ゆっくりと。
絶望した私は、その小筆を全力で取ろうとした。
小筆は私を嘲笑うかのように、水道管から出てこない。
その努力も虚しく、私が小筆を手にすることなくその一日は終わった。
翌日、私はバレるのではないかとひやひやしながら好物のみかんをかじっていた。
みかんの、いつもと変わらない優しい味がまるで私を慰めているかのようで。
少しだけ、恐怖から救われたような気がした。
二日、三日と経っていくうち、小筆の事など心底どうでもよくなった。
一週間もたてば、小筆の事などすっっっっっっっかり忘れていた私。
だが、そんな私に不幸なことが起こるなんて、まだ何一つ、知る由もなかったのだった。
ただ一人のが、私の存在をを脅かしていた。∩(・∀・)∩ モウ オテアゲダネ
そんなことさえも知らず、私はみかんを食べ終えた。
さあ、小筆の青春(?)が幕を上げる。
小筆が水道管に詰まってから、はや1か月。
私は、今日も何の変哲もない一日を過ごす………
はずだった。
実家をリフォームするため、昼過ぎに業者の人がやってきた。
家の中は一気に慌ただしくなる。
私はそれを横目で見ながら、黙ってみかんの皮をむいていた。
みかんを口に入れてしっかりと味わっていると、業者の声が聞こえた。
まさかと思いながらも、特に気にもとめず、私は二つ目のみかんに手を伸ばした。
だが、次の瞬間。
「小筆が出てきました―――!」
その声に、私はみかんを喉に詰まらせる。
恐る恐る階段を降り、洗面所へと向かう。
すると、祖母が鬼のような形相で立ちはだかっているではないか。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。
困惑が頭の中で渦を巻く。
「そこの水道管から小筆が二本出てきたそうな。どういうことかね?」
小筆、水道管………その言葉を何度も何度も反芻する。
「みーくー*☆*――――――――――――――― ゴルァ ―――――――――――――――*☆*!」
「は、はて?何のことかね?私、ちょっとみかん食べ残してるので…(*ゝω・`)ノ ゜+。:.゜さょならっ゜.:。+゜」
とっさに逃げようとした私。だがその抵抗も通用しない。
その後、私が夜中までお説教を食らったことは言うまでもなかった。
あるところに、容姿端麗、成績優秀、品行方正、才色兼備といったまさに非の打ちどころがないJKがいた。
彼女は友人から「すずり」と呼ばれていた。
(綾瀬未来はあの日以来、シークレット小筆と呼ばれるようになったそうな)
真夏の太陽の日差しが眩しい水曜日の昼下がり。
小筆と、すずりは出会ったのだ。小さなスーパーの、みかん売り場で。
二人は同じ書道道具の類なので、あっという間に親しくなった。
その時、二人の耳に、悪い知らせが飛び込んできた。
破壊の神、モロヘイヤが世界滅亡を企んでいる、と。
モロヘイヤとは、身長10mの神様。
普段は神として、空中に浮遊している。(仕事はしない)
彼は自分が世界一美しいというナルシス(自粛)
とこらがある日、筆というあだ名の人間が、彼の美貌を否定した。
それにブチ切れたモロヘイヤは、悪の存在へと変化してしまった。
それを聞いたすずりたちは、こりゃ大変だー(棒)
我が国もついにピンチが来たか―(棒)キタヨキタヨヽ(゚∀゚=゚∀゚)ノキチャッタヨ-!!!!!!
と、顔を見合わせた。あからさまに不服そうな顔をしながら。
そして二人は、モロヘイヤを倒すため、地球を守るため、家を捨て親を捨て友を捨て(?)
熱い握手を交わし、極悪人のようなスマイルを浮かべながら、
果しなく続く旅へと出るのであった。
すずりと小筆がモロヘイヤを倒しに行ったという噂を聞いた筆、文鎮、みかんの三人。
彼女らは、二人の後を追うことになった。
三人が向かったのは、うっそうと茂る林の中だった。
そこにモロヘイヤのすみかがあるらしい。(筆からの情報なので、信憑性はかなり低い)
その林に足を踏み入れると、一つの看板が目に留まった。
「この先の食料は椎茸しかありません。ですので、椎茸を食べられない方のご入場は、お控えくださーい」
そう書かれていた。(理不尽)
「あ、椎茸ならうちいけるわ」
「だよね」
二人は、余裕をぶっこいて話していた。
ただ一人、筆を除いて。
筆は椎茸を手にし、全く動かなくなった。
まるで蛇に睨まれた蛙のように。
しいたけ…シイタケ…椎茸…shiitake…
筆は、反芻し続けた。
文鎮とみかんは、あっさり椎茸を完食した。
筆は、屈辱(?)に震えながら、椎茸をただ眺めていた。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
「ねえ筆ーはーやーくぅー」
文鎮とみかんが筆を急かす。
「くっ…私の事など…気にするな…先に行くがよい…」
筆はドヤ顔でキメポーズをして、そう言った。
「あ?そう?じゃ、先行くね」
「ばいばい筆―また会おう。いつか…」
二人は筆を残し、去っていった。
夕暮れの色に染まったみかんと文鎮の表情は、微かに、憂いを帯びていた。
(その後筆もちゃんと椎茸を食べて、二人の元へ駆けつけました)
むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。
お爺さんは山へダイエットに行き、おばあさんは洗濯をしに、コインランドリーへ向かいました。
コインランドリーにつくと、何処からか、どんぶらこーどんぶらこー(棒)というBGMが流れてきました。
するとどうでしょう。おばあさんの目の前に、みかんの着ぐるみを着た少女が立っているではありませんか。
その少女は「みかん」と名付けられ、大切に育てられました。
ある日、みかんは世間を悩ませている(ブラック企業)鬼が島(現在でいうと会社)に、鬼退治(社長訪問)に行くといいました。
仲間を探しに街を歩いていると、文鎮という人物(?)がいました。
「文鎮君。私とともに………鬼退治に行きませんか?(イケボ)」
みかんは文鎮を口説きました。文鎮は、イケメンなみかん(?)に頬を赤らめ、すぐについていきました。
しばらく歩いていると、筆という名のリストラ寸前の人物に出会いました。
みかんは文鎮の時とは百八十度態度を変え、偉そうに、
「ふーでー鬼退治行くよー」
と、馴れ馴れしく話しかけました。
(筆はマジギレ数秒前だったそうな)
あと一人、仲間が必要だったのですか、めんどくさいので、諦めたみかんたち。
ついに鬼が島(会社)に到着しました。
みかんは足でドアを蹴散らし、怒鳴りました。
「うらあああああああああああああああ社長をだせええええええええええええ!」
なんて非常識極まりないのでしょう。
社長は一向に出てくる気配はありません。(当たり前や)
仕方なく三人は、社長室を探し回りました。
ようやく社長室を見つけ、ドアを開けると、そこにいたのはすずりではありませんか。
(すずりとは、逆襲のモロヘイヤ コチョベスモズの陰謀第三章で登場した)
容姿端麗、成績優秀、才色兼備といったまさに(以下略)
そして三人は、すずりの美貌に打ち砕かれ、すごすごと帰っていきましたとさ。
めでたしめでたし。
>>6
これは番外編です。