死んでもいいから、私は アイツに恋されたい!

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1:名梨◆Vk:2018/09/01(土) 13:23

これで、小説3作目です。
今回は、恋愛のお話です。まだまだですが、感想や良かった処などを書きこんで、応援して下さい!
アドバイスは大歓迎ですが、誹謗中傷などの荒らしは禁止となっています。
夏休みも終わり、亀更新になると思います。なるべく、週に1回は更新します。
皆さん、よろしくお願いします!

2:匿名:2018/09/01(土) 13:49

更新遅い時は、前作を読んで待って下さい。
https://ha10.net/novel/1533868840.html

3:名梨◆ks:2018/09/01(土) 16:48

私は、その時、身体に人生で初めての感覚がした。何というか、まるで身体中に電流が走ったような。ビリビリ、ビリビリ。そんな感覚。
一瞬にして、自分の心の言っていることが、分かった。
恋をしたのだと。

4:名梨◆ks:2018/09/01(土) 20:52

ピリリ、ピリリ、ピッ。
目覚ましの電子音で、身体を起こす。視界がまだぼんやりとしていて、眠い。自分の部屋から、一階のリビングへ向かおうと、階段を降りる。
今日の朝ごはんは、卵焼きに、味噌汁、ほうれん草のサラダ。後は、ピーマンの肉詰め。
「お母さん、ピーマン減らしてって言ったのに。」
昨日と同じ。又は、昨日より増えているくらいの量だった。
テレビからは、清々しいBGMが聞こえ、お天気アナウンサーが、今日の天気予報を言っている。
今日は、新学期初日。あっ。
「今日から、学校だった〜!」
私は、慌てて制服に着替え鞄を持つ。
「行ってきます!」
そう言って家を飛び出した。

5:名梨◆ks:2018/09/02(日) 17:16

学校に着いたのは、チャイムの鳴る直前だった。HRも終わり、今は休み時間。

「那月ちゃんって王子様みたい。」

「いろはの方こそ、お姫様みたいだよ。」

キャーキャーと、女子のみんなが感性をあげる。

「私も、那月に言ってもらいたい!」
「私も、私も!」

那月ちゃんは、きっと男の人より、イケメンだ。長いまつ毛。ショートカットのサラサラの黒髪。整った顔立ち。少し筋肉質な、脚。
男勝りの性格で、とっても頼れる。

「お姫様みたいだよ。」

また、キャーキャーと声が挙がる。私の、親友、紫藤 那月ちゃん。

6:名梨◆ks:2018/09/02(日) 19:31

キャラ紹介
白石 いろは シライシイロハ
高校一年の、女子。天然で、ドジ。この物語の主人公。運動が苦手。紫藤 那月の親友。

7:名梨◆2g:2018/09/03(月) 18:41

「やっぱり、いろはは、お姫様だよ!だって、腰まであるふわふわの茶色の髪の毛。サイドの三つ編みに、ぱっちりした目。ちゃーんと、ケアしてる艶のある肌。お姫様が、一番あってるよ!」

そんなこと言われると、照れてしまう。体温が、上がっていく。

「那月ちゃんが王子なら、私はただの使用人だよ…‥」

「おはよ。いろは。」

ちょっとだけそっけなく挨拶をしたのは、大輝だった。大輝は、小学生の頃より、私に冷たい気がする。

「おはよ!」

大輝と那月とは、小学生の頃からの仲である。二人とも、家が近いという訳でもないのだが、席が近かったりと色々と縁があって、今でも仲が良い。あと、もう一人‥…

8:名梨◆zw:2018/09/03(月) 20:59

キャラ紹介2
紫藤 那月 シドウ ナツキ
高校1年生の、女子。友達が多く、スポーツが得意。いろはとは、親友。王子と呼ばれることも。

9:名梨◆azw:2018/09/04(火) 10:21


「大輝、今日も寝癖がついてる。」

颯太だ。颯太も、小学生の頃からの仲である。小学生の頃から、ぼーっとしていることが多く、本当に男なのか疑うくらいだ。

「おはよ!颯太。」

夏休み明け、久しぶりに3人に会った。みんな、元気そうでなりよりだ。

10:名梨◆azw:2018/09/05(水) 20:57

目黒 大輝
高校1年。男子。スポーツが得意。モテたりもする。

11:名梨◆azw:2018/09/06(木) 20:30

今日は、始業式ということもあり、いつもより早く帰ることができた。

「ただいま。」

「お帰り!いろは。」

元気よく私の妹、華が応える。まだ、幼稚園児で子供っぽい。

「華は、今日も元気だね〜!」

私は、そう言って華を抱きしめた。リビングへ行くと、だらしない格好をした姉がいた。

「おはえりー。」

アイスを口に加えながら、私に挨拶をする。

「学校は、大丈夫なの⁉」

12:名梨◆azw:2018/09/07(金) 20:54

キャラ紹介
緑川 颯太
高校1年生。男子。ぼーっとしていることが多く、よく大輝といる。

13:名梨◆azw:2018/09/08(土) 16:25

姉は、口に加えていたアイスを手に持ちなおした。

「大学って、あんまり授業ないし大丈夫、大丈夫。」

さすが、白石家お気楽No.1。本当に、大丈夫なのだろか。心配になる。


自分の部屋で、のんびりしていると、母が声をかけてきた。

「華のスイミングの迎え行ってくれない?」

14:名梨◆azw:2018/09/10(月) 20:08

私は丁度、暇だったので返事をして、行くことにした。

華の通っている、スイミングスクールは、家から自転車で15分ほどの場所にあって、規模もそこそこ大きい。

自動ドアを通り、中に入ると受付のお姉さんが立っていた。さらに奥へと進むと、室内プールがあり周りの観客席に座った。このスイミングスクールは、大会の会場になることもある。

着いたのが速かったようで、少し時間がある

15:名梨◆azw:2018/09/12(水) 20:10

ちびっこクラスの、華の様子を見てみる。元気に笑って、変顔なんかしてふざけている。いつも通り、元気だ。

向こうの選手クラスを見てみると、一際目立つ人がいた。思わず、目を奪われる。


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