こんにちは!
今回の小説はおとぎ話っぽい感じになってます。
コメント、感想、どしどしお待ちしてます!
むしろ下さい!←
ツンデレ姫と天然王子もよろしくね(*^^*)
昔々、といってもそれほど昔じゃないですが
美しく栄えた王国に、たいそう美しい姫がおりました。
この姫の名をマシュリといいます。
マシュリ姫は美しく器量も良い姫ですが
厄介で恐ろしい難点が一つだけありました。
その難点とは?負けん気が強いところ?
若い女性が注目しているものに興味を示さないところ?
―いいえ、違います。姫には触れた人間を毒に
犯す事の出来る生まれつきの、呪いのような
体質がありました。
王様は知り合いの魔術師に、姫の名前は
何が良いか、姫に何かおかしな体質はないか等を
聞きました。魔術師は名前はマシュリが良いと答え
それから静かに目を伏せてから、ゆっくり言いました。
「心して聞いてくれたまえ、我が友よ。このプリンセスには生まれつきで、触れた人間を毒に犯すという恐ろしい体質がある」
魔術師の話に、王様は自分の耳を疑いました。
まさか、ようやく生まれたプリンセスにそんな
体質があるとは!ですが、王様もいつまでも悲しんでは
いられません。王様は魔術師にこう問いました。
「―その体質を治す必要は何かないのか」
魔術師は王様の目を見て、その質問に答えます。
「月の雫を姫に飲ませよ。さすれば、この恐ろしい体質は治るであろう…」
魔術師に礼を言い、王様は王国へ戻りました。
そして、召し使いに月の雫を探してここへ
持ってくるように命じたのです。
―ですが、国中、世界中を探しても月の雫は
見つかりませんでした。