こんにちは!
今回の小説はおとぎ話っぽい感じになってます。
コメント、感想、どしどしお待ちしてます!
むしろ下さい!←
ツンデレ姫と天然王子もよろしくね(*^^*)
シュラードは驚きました。まさか、この短時間で?
もしかしたらこのマターリという女性は凄腕の
狩人なのかもしれません。マシュリ姫も同じ気持ちの
ようです。マターリを尊敬の目で見つめています。
「貴方は―凄いのね。私なんて、右腕を負傷したというのに。もし貴方が…マターリが私達の冒険に加わってくれたら心強いわ」
マシュリ姫はマターリの手を取り、言いました。
マターリは眉をひそめます。
「あんた達の…冒険?あんた達、冒険してるの。ふーん」
二人をじろじろ眺めてマターリは言いました。
シュラードはじろじろ見られて気分を悪くしたのか
「僕達が冒険をしちゃ悪いか?あと、じろじろ見て。マシュリ姫に対して失礼だぞ!」
と言いました。マシュリ姫はあーあというように
溜め息をつきます。姫は、自分がプリンセスだと
言うことをマターリに秘密にしておきたかったのです。
「あらごめんなさいね、じろじろ眺めて。それに、この娘がプリンセスだって事は知ってる。だから、冒険なんてしてると聞いて驚いたのよ」
マターリは言いました。今度はマシュリ姫がマターリを
見つめます。どうもマターリが姫を知っているというのが
信じられないからです。
「あら、私の事知ってたの?それは、今度は私が驚く番ね」
マターリを試すようにマシュリ姫が意地悪く言います。
「知ってるに決まってんでしょう。毒を持ったプリンセスがいるって、有名よ」
樹音@新一さん、こんにちは。猫又と申します。
毒の姫と月の雫、ここまで読ませていただきました。
読んでみての感想ですが、
オリジナリティのある面白い設定の組まれた作品だなと感じました。
生まれつき呪いを受けた姫と狩人シュラード。
その二人の冒険譚は大変面白く、続きが楽しみになる作品です。
ただ、ちょっとキャラクター同士の【衝突】が無いというか、
噛み合ってなさを感じました。
マシュリ姫は自分を変えること、そして月の雫を探すこと。
シュラードはドラゴン退治がしたい。
目的が違う以上、そもそもキャラクターが違う以上、
お互いの目的や行動、感情がぶつかり合うはずです。
しかしこの作品にはそういったものが全く無く、
【ストーリーにキャラクターがコロされてる】状態となっています。
いきなり現れたシュラードに姫が全く驚かなかったり、
何のリアクションも表さずに姫がドラゴン退治に同行したり
いつの間にか二人が恋仲になっていたり……と、
ストーリーを進めるためだけに動かされる【コマ】といった印象をキャラクター達から感じました。
いくら優秀なストーリーがあろうと、役者を無視した物語は棒読みの三文芝居になります。
【このキャラクター】なら!
【何を考え、このシーンならどう動くだろうか】
指の僅かな動き、息遣い、視線は? そう考えるだけでも書けることはたくさんあります。
もちろんそれはストーリーが進むのを妨害することもあります。
時にあやふやにして、スピーディに物語を進める必要もあるでしょう。
ただ出会いであったり、葛藤、ピンチ、などなどは有名な物語の【山場】です。
そこで書き込んでこそ、物語に厚みが生まれ、読者の想像力を掻き立てます。
いったい自分はどこを伝えたいのか。
どこに力を入れたいのかを考え、そこを書き込んでみてください。
土台はしっかりしているので、それだけでこの作品は読み応えのある作品になると思います。
あくまで勝手な個人の意見ですが、読んでみてそう思いました。
それではー。
>>65
分かりやすい適切なアドバイス、ありがとう
ございます!参考になりました( ^∀^)