ちょっと詩をかいてみたくなったので、たててみた。。
ぽつぽつと不定期で更新していくつもりですが、
コメントとかあればぜひお願いします( ´∀`)
すたぁと(´・ω・`)
【朝焼け】
彼は 夕焼けを見て
「朝焼けが 綺麗だね」
と 言った
彼は 夕焼けを知らなかった
そして 朝焼けが意味するものも
【ラビリンス】
出口を探して
片思いの迷路に 迷いこむ
見えない姿に 騙されて
本当は よくわからないのかもしれない
【一面】
知らなかった 裏側を
ぺらりと めくれば
まだまだその裏側は たくさんあります
【二重奏】
るるるといえば
君が らららと歌う
らららと 歌えば
君も るるると歌う
音を 重ねて
るるる ららら
ららら るるる
今夜 雨ならば
きっと明日は 晴れだろう
今夜 雨ならば
きっと明日も 雨だろう
いやいや くもりです
ただ眠っている だけなのなら
まぶたを綴じて 夢をみているだろう
だけどあなたは 揺さぶっても起きない
夢から覚めるのは いつかな
まぶたの 裏側
眠っている だけなのに
夢の中でも 夢をみている
もしもあなたが 起きるのなら
わたしは 眠ろう
もしもあなたが 眠るのなら
わたしが 起きよう
ふらついた まま
まだ 夢をみているの?
とかげちゃんだ!(≧∇≦)
詩凄い上手だね!!
これからもがんばって
>>106
とかげちゃんよぅ( ・∇・)
ありがとう(* ̄∇ ̄*)
がんばるよ!!
【遠いいつか】
こんなにも誰かを想ったのは 初めてだ
きっとあなたが 思っている以上に
わたしはあなたを 想っているだろう
しろうと しるまいと
届こうと 届かまいと
あなたを想える毎日は 輝いている
もっと 愛したい
いとおしい すべてを
だからいつかのその日を 待ちわびる
【暗闇の街】
欲望に まみれた
くらやみの 街
もとめて もとめて
この地に おひっこし
いつか わたしも
だれかに もとめられるのだろう
がらがら 音(おと)と 足跡は
訪れた朝焼けに 消えた
【憂深(うみ)】
息ができない 水の中
苦しい苦しい 水の中
泡のあなたは 私の癒し
とっても素敵に 反射して
私は私は 海の中
【自神】
神さまは 心の中にいる
そんな神さまを 信じれなくて
いったい人間に 何ができる?
神さまを 信じるのは
じぶんを信じるのと 同じこと
じぶんを 信じてなくて
いったいわたしに 何ができる?
神さまを じぶんを
心の底から 信じれたとき
きっとなにもかも うまくいく
【12月25日】
あなたを 追いかけていた
目で追うだけじゃ 物足りない
だけど目玉は しきりに動く
あなたを知る指も しきりに廻る
ねえ 明日は クリスマスですねって
ねえ あなたは 誰と過ごすんだろう
知り尽くしたり とか
夢はいつか 覚めてしまうかな
それでも12月24日(今)は まだみているね
それでも12月25日(明日)は どうだろね
楽しくて 仕方がない毎日
12月25日(明日)も どうだろな
【はらぺこ】
いいにおい 今晩のメインディッシュ
鼻から通って すーっと抜けて
いつか おなかいっぱい
ベルを鳴らして 出来ました
そんなの いらないから
ぐうと鳴れば おやまあ食べごろ
どんなに大口 開けてても
ひとくちの 味わいは
飲み込んじゃう だろうなあ
いいにおい 今晩はメインディッシュ
口から通って すーっと抜けて
もう おなかいっぱい
もう おなかいっぱい
【sleeprinces】
ランラン 明日はランラン
孤独などこかの 眠り姫
まぶたの裏側には 王子さま
ランラン さあ、どこへ行こうか
きまぐれな猫は わがままに鳴く
笑っても笑っても 物足りない
のどが渇いたけれど 明日のため
やせ我慢で たどり着いたのはオアシス
飲み込む前に まっくろになって
気がついたら ベッドの上だ
【お伽噺】
淡々と進む ストーリー
予期もせぬ お伽噺(おときばなし)
ツーンときた そのにおいは
たぶん 次のページから
めくってめくって あなたを巡る
おしまいと言えば それっきり
バックミュージックは いらないよ
ぼくとあなたで 奏でればいいじゃない
踊りましょうと 誘ったって
ごめんなさいは 当たり前
雪のような 手の甲は
夢のように とけてゆく
むかしむかし 在るところ
一人の男と うつくしい女
予期もせぬ お伽噺
裏表紙が 気になるね
【少女】
皮のむけた 親指
細く透明に光る 爪
かじかんだ 一手は
にぎりしめるに 丁度だろう
淡い淡い 目の色
墨絵みたいに 黒めく
やがて明日は 速度ゆるめ
たどり着いて しまうかな
ひとりで 泣いてても
誰一人 足音たてずに
握り拳に 垂れ落ちる
しょっぱい血の 味がにじむ
かじかんだ 一手は
にぎりしめても ものたりない
広がった しずくは
手を あたためてくれるね
【繁殖】
うがいを忘れた その夜は
おっかないウイルスに 侵されて
きっと 消えちゃうだろうなあ
あの時間(とき)を 悔やんでる
ふっと 眠って
また 覚める
吐き出したいけど あのヒトは…
もうわからない どこかへいった
もしもそれが わたしなら
きっとわたしは 化け物だ
怪物と いわれ
腫れた その顔
自分で選んだ 道なんだ
ウイルスに ぜんぶ侵されて
わたしもウイルスに なってしまうだろうか
【鼓動】
ねえねえ ドクドク
声かけるたび 鼓動が響くの
はいはい ドキドキ
返事するたび 心臓は動くの
血が 垂れてしまわないかと
妙な心配 だってこわいの
曇り空に 目隠しされて
赤いハートが 見えないの
はいはい ドクドク
ねえねえ ドキドキ
声をかけても お返事しても
いつだって 硬直状態
どうすれば ふつうで在れる(いれる)
曇り空に 目隠しされて
赤いハートが 見えないの
だけどもしかして 曇り空
あなたがつくって いるのかしら
だとしたら ますます鼓動が響くの
【背伸び】
真冬の サンダル
ラメの 星空
藍色の雲に 見え隠れ
スパンコールと 宝石の飾り
歩くたびに きらきらまばゆい
隣のスニーカー 踏んでしまわないかと
ちらちら見ながら 誘ってる
窮屈な サンダルは
高めのヒールで 誘ってる
頑張ってるって 言われたくて
文字通りの 背伸びちゃん
よけいな 装飾
邪魔な だけ
そう言われたくて 歩いてるんじゃない
文字通りの 背伸びちゃん
真冬にサンダルは 似合わないね
【目騙し】
目つむり 目つむり
寝てる ふり
悟るあなたを 騙してる
目ひらき 目ひらき
起きる ふり
眠るつもりで 騙してる
寝ても覚めても あなたは悟る
黒い お化粧が
上にいても 下にいても
ひつじをかぞえた その朝は
あなたに悟られ また騙す
騙すわたしを 悟してる
寝ても覚めても 騙しても…
【星】
愛してやまない この惑星に
恋を していた
姿を見ることが できなくても
浄化された 自然が
心のすみに 見えていた
愛してやまない この水の星に
恋を していた
人を愛するのと 同じように
黒く塗りつぶされた 心が
星に 癒されてゆく
愛してやまない この地球に
恋を していた
誰も愛せなく なったから
愛せなくなって しまったから
わたしは 星を愛した
わたしは 恋をした
【白昼夢】
白昼夢の 夢をみた
真夜中に 白んだ景色をみた
太陽に 匂わされて
また 睡魔に襲われるんだ
どんなに あがいても
結局は 夢
びっしょりした 目覚めは
汗に まみれていた
白昼夢の 夢をみて
本物の太陽に 目眩ませられた
今度は本物の睡魔に 襲われて
また 白昼夢の夢をみる
次に目を 開けたときは
汗びっしょりじゃないと いいな
【狂い人】
別に狂ったって いいじゃないか
クソ真面目に生きるよりは マシさ
別にゆっくりだって いいじゃないか
急いで息切れするより マシさ
なんだか 頭がパンクしそうになって
メリーゴーランドのように くるくる回る
なんだか 夢をみているみたいになって
弾けそうに なる
別に狂ったって いいじゃないか
クソ真面目に生きるよりは マシさ
別にゆっくりだって いいじゃないか
急いで息切れするより マシさ
なんだか 心地好い空気に
のまれそうに なって
なんだか やけに明日の天気が
気になって しまって
別に人生 どうにでもなる
狂ったって 死にゃあしない
別に人生 長いんだから
ゆっくりったって 遅れりゃあしない
別に狂ったって いいじゃないか
別にゆっくりだって いいじゃないか
クソ真面目に 生きるよりは
急いで息切れ するよりは
【白粉】
おしろい付けた 雪の肌
果実のような その唇
嘘をつかれたと 気づかずに
美しいといって 触れている
おしろい付けた 雪の肌
春になったら とけてゆく
雪がとけた その肌は
泥水のように うねってる
おしろいだとは 思わずに
美しいといって 触れている
冬景色
雪に埋もれし
ある道路
透けてその上
飛び交う車
プログラム上の 実在しない場所の
そんな場所でも ひとつの架け橋
時が 過ぎて
話せなく なったら
まだ 一緒にいたい
見えないぬくもりを 感じたい
それでも いつかはああなのかな
会いたい 会いたいって
動きもしない くせに
実在しない 存在を
思い描いて いるから
会いたい 会いたいって
動いたって 会えるかわからないのに
会えるのは 時が過ぎてからなのに
時が 過ぎたら
話せなくなって しまうかもしれない
時が 過ぎたら
二度と 話せないかもしれない
目の前にある 石に
つんのめって 転んだら
最前列でも 意味がない
すぐ立ち直れるなら 構わないけど
それでも 痛いは痛いから
結局 リタイア
それならゆっくり歩く方が マシだ
目の前のこと くらい
近すぎない限り 気づくが勝ち
どうせなら 飛び越えちまえ
砂利なら 蹴飛ばしちまえ
リタイアするくらいなら 最初から
苦しい あなたはこのつらさを乗り越えられますかその先に 光は見えますか?
129:とかげ◆4lKzA:2015/01/21(水) 20:50 >>128
書き込みありがとうございます。
「光は見えますか?」というフレーズは、なかなか心に残るものだと思います。
ですがここはわたし個人のスレですので、書き込みはご遠慮ください。
【地図】
真っ白な 地図に
私だけの 世界を
鉛筆持って 地図持って
ブーツを はいて
あとは いらない
歩き出したら あとは描く(えがく)だけ
道ができた 地図に
あなただけの 街を
筆持って 絵の具持って
地図 握りしめて
それしか いらない
歩き出したら あとは描くだけ
どんな 世界だって
道具があれば 描けるでしょう?
思うままに 色のせて
塗り重ねて あとは平気
歩き出したら 描けるはずだから
【十色】
無限の色を 求めて
絞り出した 色を
魔法の 筆に・・・
かすれた赤も 塗り重ねて
白をおいて ピンクの斑(まだら)
ぬらりぬらりと 光ってる
無限の色を 求めて
今日も 私は描く
【pumps】
心躍る ショッキングピンク
ちょいとクールに シアン
ハッピーな気分 イエロー
今日はどんな色に する?
暗い毎日は 変えてしまいましょう
鳴き声 あげて
コツコツ 恋の足音
夢見て きらり
足元 光るよ
背伸びした パープル
ナチュラルにいこうか グリーン
少女のように ホワイト
時には小悪魔 ブラック
虹色カラーは 痛みも忘れてしまうから
テンション あげて
カツカツ 愛の足音
夢見た あの子
あたしを 見てよ
鳴き声 あげて
コツコツ 恋の足音
ハイヒール よりも
ちょっと 子供?
夢見て きらり
足元 光るよ
【ラムネ】
つぶつぶ ころり
しゅわりと 溶けだす
口にほうれば 懐かしい味
【生命】
手の上に 小さな生命が
小さく 暴れている
手の甲に 這いつくばって
のこのこと 歩いている
手の上で 小さな生命が…
このままで いいけど
それは さびしい
このままで いたいけど
それも さびしい
明日には 実る実らぬと 目をつぶり
今日の夜にも また祈り出す
>>136
明日には恋が実る、実らぬと布団の中で想いを巡らせるが、結局実ることはなく、今夜も、恋が叶ってほしいと祈る。
暗い空 自動車の駆ける 街道で
傘を打ち付け 響く雨音
【にじめがね】
寒い日の 白めがね
光る電球に にじのわっか
【にじ】
ある日の 濡れた地面
ある日の 陽の当たる階段
ある日の 空のように
にじが 架かっている
あなたの チョコが
溶けてしまえば よかったのに
目と目の 交差点
通り過ぎてゆく 車の中で
たったひとつ 輝くあなたに
目を うばわれた
恋の 直感
運は 気まぐれ
冬の陽炎
でこぼこ 硝子
波打つ景色は まるで陽炎
硝子の向こうの 夏は
窓を開ければ あっと冬
眠い 眠い
いっそ 忘れて
それもまた 眠い
後悔する 心構えも
たまには 必要
あなたは あなたの
マネジメント
ひらめきを 信じて
生涯の夢を 駆ける
ひとときなんて あっという間
それでも記憶に 残るのは
少ない時間しか ぼくの脳ミソに
入りきらないから だろうか
重さの ないものを
天秤に のせて
答えは ないのに
どっちが いいかな
午前と午後の 境界線
AMとPMの ローテーション
?
153:とかげ◆4lKzA:2015/02/24(火) 17:44 【ローズマリー】
ばらのように 気高くて
マリーのように 繊細で
あなたの涙に 夢という肥料を
咲かせたそれは 満開の恋
あなたの涙に 愛という肥料を
咲かせてどうか すてきな花を
ばらのように 美しく
マリーのように 愛らしく
あなたの夢は まぼろしか
腐った花弁を 散らしては
あなたの愛は 偽りか
枯れた茎葉の 醜きこと
あなたの涙に 夢と愛を
きっと まぼろしや虚像じゃない
そんな満ちあふれた 花たちを
どうか咲かせて くださいな
生命の たましいが
わたしのからだを めぐる
【クリームソーダ】
レインボーのあわを 呑み込んで
のどの奥に消えたのは 二酸化炭素
甘ったるい シロップ浸けのチェリーと
今にも溶けそうな バニラアイス
きらいだけど きらいだけど
そんなあなたなら 愛せるよ
砂糖まみれの サイダーを
レインボーのグラスに そそぐ
からだのどこか 弾けてバブリング
しゃんしゃんと 降り注いだのは碧の雨
ちょっと刺激的な あまい炭酸水と
染み込む すてきなすてきなクリーム
きらいだけど きらいだけど
そんなあなたなら 愛したい
砂糖だらけの サイダーを
レインボーのストローで かき回す
好きが 愛に変わる瞬間
157:とかげ◆4lKzA:2015/02/28(土) 09:30 我忘れ 車の音を 聞いたのと
同じくあなた 忘れられずに
>>157
我を忘れてぼーっとしていると、気にも止めなかった車の音が、ずっと聞こえている。
それと同じように、恋した人のことも一度気にしたら忘れられない。
【lace】
ガソリンを 入れないのは
ぜんぶ 計画内のこと
それは奥手な レースカーで
ゴールを争う ライバルがいても
追い抜く気なんて なくて
ゴールから来るのを 待ってる
ゴールが迫って来るのを 待ってる
エンジンを点けるのは 億劫だから
【グッドラック】
明日の予報は 晴天です と
おいらに グッドラック
むかつく顔した 太陽が
こっち見て 嘲笑ってる気がする
そんな頃 彼女とあいつは
目をつぶり くちづけしてるってのに
明日が 雨ならば
明日が 雨ならば
おいらは グッドラック
雨水といっしょに ふたりの関係も
ドロドロ流れてけば いいのに
明日の予報は 大雨です と
おいらは バッドラック
かなしい顔した 太陽が
雲を見て 泣いている気がする
そんな頃 彼女とあいつは
手をにぎり デートしてるってのに
明日が 晴れならば
明日が 晴れならば
おいらに グッドラック
雨水といっしょに ふたりの愛も
ジワジワ蒸発してけば いいのに
明日が 雪ならば
明日が 雪ならば
おいらは バッドラック
夏に雪が 降ったなら
どうせふたりは 一緒だろうに
おいらに グッドラック
るらるら
162:とかげ◆4lKzA:2015/03/04(水) 15:25 【ライオン】
おれは ダサいし
かっこわるいし 弱々しいし
そんなライオン どこにいるってさ
来月までに 金髪にしたい
けどやっぱ 似合わない気がして
うなっても 恐くないから
でもやっぱ そうしよう
通りすがった 美容院
金足んねえ どうしよう
おれの小遣い 全部パー
ライオンなんだろ 意を決して!
けどやっぱ ダサかった
こんな努力 意味ないから
でもやっぱ 少し強く見える、気がする
草食系だし どうしようもないし
おれは いくじなし
こんなライオン 存在しないってさ
昨日金髪に 染めたけど
いますぐにでも 黒く染めたい
けどやっぱ かっこいいかも
ライオンなんて うぬぼれやだ
ちょっとだけ いいじゃん?
消えてった金 あとのこと
ちょっとだけ いいじゃん?
あのコに 惚れて
求愛ダンス おどりたい!
いつか心も 躍らせたいね
地味だった おれに
金色のたてがみの せい?
あのコが振り向いた 気がした
【ライオン】
おれは ダサいし
かっこわるいし 弱々しいし
そんなライオン どこにいるってさ
来月までに 金髪にしたい
けどやっぱ 似合わない気がして
うなっても 恐くないから
でもやっぱ そうしよう
通りすがった 美容院
金足んねえ どうしよう
おれの小遣い 全部パー
ライオンなんだろ 意を決して!
けどやっぱ ダサかった
こんな努力 意味ないから
でもやっぱ 少し強く見える、気がする
草食系だし どうしようもないし
おれは いくじなし
こんなライオン 存在しないってさ
昨日金髪に 染めたけど
いますぐにでも 黒く染めたい
けどやっぱ かっこいいかも
ライオンなんて うぬぼれやだ
ちょっとだけ いいじゃん?
消えてった金 あとのこと
ちょっとだけ いいじゃん?
あのコに 惚れて
求愛ダンス おどりたい!
いつか心も 躍らせたいね
地味だった おれに
金色のたてがみの せい?
あのコが振り向いた 気がした
あああああ重複orz
165:とかげ◆4lKzA:2015/03/05(木) 20:41 【席替え】
明日の くじ引き
めっちゃ どきどき
手をのばす 瞬間
あのコのお隣 狙ってる
今日の 席替え
やっぱ 運がねェ
あいつが いなけりゃ
あのコのお隣 だったかも
来月の 運命の分かれ道
ヤダヤダ そんな夢オチ?!
いつになれば いいんだよ
あのコのお隣 次はお願い!
【化けッコ】
魔法の ファンデーション
身に まとって
恋のいたずら 星空グロス
おとなな気分の マスカラは
あたしを 今すぐにでも
しゃららん 変えてくれる
先生に 怒られたって
先輩に 怒鳴られたって
少し 好奇心で
少し 出来心で
あなたに 見てほしいから
ほら しゃららん
化けッコ 夢をみさせて
化けッコ 鏡に映るあたし
あなたは なんて言うだろう
このひとときだけ 化けさせて
舞踏会から 帰ったら
背伸びなガラスの靴は もう脱ぐよ
だから ほんのちょっと
化けるよ
夜が来る頃の 都会の景色
灯りの向こうの 白んだ空に
ひっそりと 雲がたなびく
熱が 冷めたとき
あなたへの 憧れも
まぼろしとともに 蒸発して行く
熱が 冷めたとき
あなたへの あこがれも
まぼろしとともに 蒸発してゆく
【詐欺】
汚れた ズボンを見て
あなたは わたしに
ツバを 吐き掛かけたでしょう!
小雨降りの お昼時
あなたの隣に 居られたら
小雨時 ひとりの道を 行くけれど
ともに居れたら 隣を欲す
ぱらりぱらり 雨粒
174:とかげ◆4lKzA:2015/03/10(火) 20:58 あなたが ねずみだというのなら
それは ねずみなのだろう
あなたが 海だというのなら
それは 海なのだろう
あなたが 優しさだというのなら
それは 優しさなのだろう
あなたが 悪だというのなら
それは 悪なのだろう
【エメラルド】
ふたりっきりの 海で
足元が透けるほどの 海で
エメラルドに 染まって
あなたと 過ごしたい
舌にかかった しょっぱい水は
今日(こんにち)の 恋の味がする
午前昼時の 静けさも
波がはしゃぐ音に 埋もれた
水平線の向こう 入道雲
夜はふたりで 海を見つめたい
ひとりっきりの 海は
月が映るほどの 海は
宇宙の色に 染まって
あなたを 想わさせる
脚にかかった 冷たい水は
せつない 恋の香りがする
午前真夜中の 静けさは
あのひとときと 全然ちがう
地平線の向こう 雲の影
もうふたりじゃ いられないのかな
胸の奥の 問い
聞いたって 海は答えてくれない
深い 碧(あお)の中
人魚が王子を 探すように…
ふたりっきりの 海で
ふたりの足元が透けるほどの 海で
エメラルドに 染まって
あなたと 過ごしたい
しょっぱい水を かけ合って
恋の 再スタートの予感
【スタート】
桜色した 唇
ほら なにかいってる
聞いて 聞いて!
あのコが告白して 君はどうする
立ちすくんだまま 崩れてくよ
ぐずぐず チキンは
焼き鳥に されちゃえ
ワン.ツーの リズム
ジャンプして そのままつっこめ!
あおい顔 してないで
自分の声で となえるんだ
むらさきの 唇
ほら 鏡をみろよ
みっともない!
あのコが泳いで 君はどうする
目をつぶったまま 流れてくよ
うだうだ チキンは
プールで おぼれちゃえ
いち.にの タイミング
ジャンプして そのまま飛び込め!
暗い顔 してないで
自分の体で 泳ぐんだ
自分の声で となえるんだ
ふとした しあわせが
大きな うぬぼれに
【銀河】
金星を見つめる 星屑の中
あたしも そのうちのひとつ
ゆるりゆるり まわる銀河
ぶつかったり 離れたり
いつか 金星からあたしの方へ
やってきたら いいのにね
あたしから行くなんて 無理だから
ゆるりゆるり まわる銀河
ひときわ 輝く金星
ごまつぶみたいな 星屑
宇宙の流れに そのままに
ただ 音もたてず
ぶつかったり 離れたり
あたしはそれを 望んだり
金星から やってきたりを
また 望んだり
けれど ゆるりゆるり
銀河は まわるだけ
ずうっとずうっと 前の頃
けっこうけっこう 前の頃
ふっと 忘れたこともあるけど
きっとすこしは 覚えてる
ずうっとずうっと 前の頃
ほんのちょっとだけ 前の頃
春の訪れ だけど前の頃
夏は真っ盛り 猛暑の真っ只中
景色も 想いも
他人も 自身も
今とはちがう 前の頃
ほんのちょっとだけ 前の頃
>>179【振替】
181:とかげ◆4lKzA:2015/03/19(木) 15:50 【自賛】
かっこつけて 雨の中
傘もささずに 平日昼どき
小雨が 降り注いで
ちょっと走った 平日昼どき
ああやっぱ かっこわるいなって
かっこつけて 歩行中
表情変えずに 平日昼どき
みんなより 早足で
歩く帰り道 平日昼どき
ああやっぱ だっさいなって
【クラスメイト】
好きな人 嫌いな人
どうでもいいと 思う人
誰かひとりでも 欠けていたら
この 楽しいクラスは
成り立って いなかった
わたしという 自分が
そこに いなかったら
この 愉快なクラスは
成り立って いなかった
この すてきなクラスで
ずっと 過ごしていたいのに
【おまじない】
信じれば 叶う
騙されたと 思って
さあ やってごらん
信じれば 叶う
大事なのは 物事自体じゃない
信じることが 願うことが
大切 なんだ
なあ おいらの本気を
みせて おくれよ
なあ おいらの本気を
呼び覚まさせて おくれよ
心の奥の ふしぎな力
信じれば 叶う
騙されたと 思って
さあ やってみよう
信じれば 叶う
【日記】
日記を 書きましょう
楽しかった ことも
いやだった ことも
ぜんぶ 心のノートに
しるして おきたい
鉛筆は 持たなくてもいいから
夢見心地な わたしの脳裏
楽しかったことは 心に
いやだったことは 胸に
しるして おきたい
だから 日記を書きましょう
【誓い】
今はまだ 好きなだけ
ただ きっといつか
あなたを 愛したい
嫌な ところも
だけど もしも
あなたとともに いられたら
そのときは ぜったいに
愛すことを 誓いたい
それが 叶わないから
わたしはまだ あなたを
好きなだけで 踏み留まり
愛すことが できないのです
だって まず
あなたに 好かれたいから
でなければ ずっとわたしは
あなたと 結ばれることもなく
心の そこから
愛すことも ないでしょう
おねがい おねがい
神様 おねがい
ほんの ちょっとした
たのみごと
よろしく よろしく
仏様 よろしく
ほんの ちょっとした
ねがいごと
わたしは 宇宙
かぎりない はてしない
ひとつの 宇宙
めぐる星 インスピレーション
脳細胞の どこまでも
あなたを 追いかけて
人生の 中
何度も 再生をくりかえす
わたしが 死ぬとき
宇宙の末を 結末を
知ることに なるでしょう
痛い 痛い
歯が 痛い
むずがゆいような
もどかしいような
うずく うずく
歯が うずく
【血液】
ラズベリー色した 心臓に
ガイコツの放った 矢を刺した
ふるふる 果肉が弾けてく
どろどろ 果肉が流れてく
ラズベリー色した 血液は
ぼくののどまで 一直線
あまずっぱい 果汁
満たされた 果汁
彼女の味がする 果汁
ぼくの脳みそは 君の血液
ガイコツが 弓をひくたび
君の心臓が 波打って
空気入れみたいに 膨らんだ
ラズベリー色した 血液は
ぼくののどまで 一直線
あまずっぱい 果汁
満たされた 果汁
彼女の味がする 果汁
あまずっぱい 果汁
満たされた 果汁
彼女の味がする 果汁
さよなら さよなら
影が 手を振る
少し遅くなった 日の入り
太陽が沈むビートに 合わせて
さよなら さよなら
影が 手を振る
手が 見えなくなる頃
きっと空は 青く染まるでしょう
くやしいな くやしいな
頭のなかに 稲妻走らせ
ビビッとキタ チャンス
でもおれは 行かないぜ
ホントのチャンスを 待ってる
あまい花の蜜 見てるだけ
くやしいぜ くやしいぜ
心のなかに 電流走らせ
ビビッとクル チャンス
でもおれは 行かないぜ
最高のチャンスを 待ってる
お前らが花の蜜 持ってくるまで
【理想】
気分の 下がる
バッテリーは 0%(パー)
のどの奥に 指を突っ込んだ
自分だけが 不幸だと
勘違いして いつか
本当の 不幸者に
言葉の裏の やさしさに
気づけず 今日も
コーラで 満たされ
静かな音楽 聴きながら
ゆらゆら
洗濯機のように まわりながら
心は 揺さぶられない
あたしは そんな人
気分の 上がる
バッテリーは 99%
充電は もうすぐ終わりそう
自分だけが 不幸だと
勘違いした あの頃
きっと今は 幸福者
笑顔の裏の 憎さに
気づかず 今日も
コーヒーに 包まれ
やさしい音楽 聴きながら
ゆらゆら
洗濯物のように なびきながら
心は 飛ばされない
あたしは そんな人
願ってた なにかも
いつのまにか 忘れて
薬の苦さ 流し込んで
熱をも 消え失せたなら
それでも
心は 在り続ける
あたしは そんな人
明日に 期待
今日は はずれのおみくじ
ひいて しまったから
だけど そんなの関係ないだなんて
わたしの意志が よわいだけかしら
凶 だろうと
大吉 だろうと
明日を生きる あなたが
大人びている だけかしら
凶 だろうと
大吉 だろうと
今日を生きれる 自分に
背伸びなしでも なれるかしら
むかしから 好んで居た場所
どこよりも どこよりも
やっぱり ここが
一番だね
いつか ずっと先
こんな日を 懐かしむ
そんな時が 来るのでしょうか
だったら それならば
いつまでも ここに居て
ふと 今日を懐かしむ
そんな未来が いいのです
だってここが 好きだから
暗闇が 怖いんじゃない
なにか いる
そう 思わせる
わたしの観念が 怖いんだ
同じ大きさの 同じ形の
ダイヤモンドの原石
重要なのは
磨かれているか 磨かれていないか
地球の中心に
終わりなんてない
真っ赤ににえたぎる 核を
その中身まで えぐるように
ふかくふかく 掘りこんで
まっすぐに
あなたの目指す
核の正体を 暴く努力を
まっすぐに
すればいいじゃないか
ぶあつい 透明な雲
そのむこうは 黒い宇宙
あと 何分で
夜が来るだろう
大きな星を覆う雲が
微動たりともしないのは
風が吹いていないからじゃない
星を駆け抜ける 風と
宇宙を廻る 星の
どちらの速さも 同じだからだ
朝が来るのも 夜が来るのも
なにもかも
微動たりともせぬように
変わらず ずっと
同じ速さで
もしもぼくが 再起動したら
薄らぼんやりとした記憶は
君の記憶は
きえてしまうだろうか
スイッチボタンのない
セーブポイントは
脳みそが 動くたび
ぼくの心をも 揺さぶる揺さぶる
だから
ぐちゃりと脳みそがつぶれたら
記憶だって ぐちゃりとつぶれる
そうだろうか