【東方project】二次創作小説

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧 1- 101- 201-キーワード▼下へ
1:結月◆VM:2016/11/11(金) 06:02 ID:c.Y

これは東方projectの二次創作小説です。
あまり戦闘シーンはありません
ほのぼの東方キャラが会話しているだけです。

アドバイスや感想は大歓迎です。
出して欲しい東方キャラも気軽に言ってください
あくまでも「二次創作」なので,ある程度キャラの性格が変わっています
荒らしや悪口も止めてください

239:◆ hoge:2018/11/25(日) 19:24 ID:PUI

前に書いてたやつ


ゆらゆらゆら……月が浮かぶ空を映した水面が揺れる。人里で次の公演に使う道具を買ってこいとお使いを頼まれた蓮摩は、急ぎ足で夜の里を駆け抜けていく。

里を抜け森に入り館へと向かう。ザザザザ………
大きな風だろうか?木々がザワザワと揺れる。
何か嫌な予感がする……そう思っていると木の上から声が聞こえてきた。

「なぁ君、そこの和服の」
上を見ると長い髪をひとつに結った背の高い青年が木の上から此方を見ていた。月の光に照らされ髪は金色に輝いている。
蓮摩に気を使ってくてたのか、飛び降りて蓮摩の前に降り立つ。

何故だか分からないが声が出ない。とりあえずじっと彼の顔を見た。
「怖がんな…ってまぁお化けと会ったら誰でも怖がるか?」
明るく笑いながら話しかけてくれる青年

何処か見た事のある面影があった。
誰かと似ている……?蓮摩は青年の顔をじーっと見つめる。「颯汰……殿?」
そう呟くと、青年は如何にも図星だとでも言うように表情を緩ませた

「ま、まぁ別人だが……リーチではあるかもな!あと、颯汰…元気にしてるか?」別人なのは分かるが彼はそれ以上どんな関係なのか話してはくれなかった。
爽やかな笑顔で師匠のことを問い掛ける青年。蓮摩は元気に頷いた。

青年はその様子を見て安心したのか、靡く髪を抑え笑った。
でも蓮摩は颯汰から兄弟とかがいる話なんて聞いたことがない。そうすると一体何者なのだろうか

目の前に居る青年は、笑顔で此方を見て「"あいつら"も大きくなったんだな……」と呟いた。
そう言うと、また大きな風が吹いて来る。
「じゃあな少年!また会おう!」

風の音と共に青年の声が聞こえてくるが、気がついた頃にはもう彼の姿は無かった。
まるで風と共に過ぎたように。


後日
カランカラン……
「あああ!すまぬ!今すぐお拾い致す故……」
またお使いに出ていた蓮摩は道中で同じ位の背丈の少年にぶつかって彼の持っていた包の中身をぶちまけてしまった。

「いい。自分で拾える。」
小さい声で耳打ちして少年はしゃがみ込みそれ等を拾う。何だか悪いことをしてしまった。
少年は無表情で顔を上げ、蓮摩を無視して去ろうとした。

その少年が過ぎるのを見ながら、蓮摩はこれから何か嫌なことが起きるのではないか……
もしかして師匠は何かずっと隠し事をしているのかもしれない。それも、我等美麗魔歌に…

240:◆ hoge:2018/12/01(土) 11:11 ID:ikU

幻想郷へようこそ 〜番外編〜


夜は儚く過ぎて行き、風は凪いで天仰ぐ。綺麗な秋月の下、銀の魔導師は一つ小さな溜息をついた。
「来ると思っていたよ。君達は私の話を聞くと直ぐに駆けつけますからね♪」
「貴様、また……何かしただろう……?」

時計台の上で笑っている男を睨み付けるように、骸はそう問いかけた。
「主を助けただけですよ♪」と答えた男の笑顔は嘘を言っているようにも、真実を話しているようにも見える

彼はいつも何をしでかすか分からない。実際彼のせいで色々あったやつも少なくはない。
だから調査をしているのだ。『新たな犠牲者』を出さない為にも。そしてその被害が外の世界にまで広がらないように

今回の少女の件は実に不思議だった。いつも人を殺めることしか脳に無い彼が人……しかもごく普通の人間を助けるなんて。普通じゃ考えられないことであった。

バニラからその知らせを聞いた時はさすがに疑った。だが彼の話を骸達三人以外にはあまりしたくない。人間である隼斗は知れば奴に殺されるかもしれない。

ある事情により雅樹だけには絶対に話してはいけない事なのだ。あ、ちなみに想羅は絶対本人に言うので教えてやらないだけ。
「お前のやった罪は幾つだ……また犠牲者を増やすのか?」

一瞬彼は黙り込んだが、直ぐに口を開いた。
「まず、最初に貴族の娘の過去を奪った。
その次にある付喪神を封印し、お前らの所にいる少年を閉じ込めた。」
そう言いそいつは態と此方に微笑んだ

「他には何百人もの人格を破壊した。それも元"仲間"の……。今は現代に疲れた少年を使い現世を死に追いやろうと……」
「もう言うな。」
犯した多い罪を彼は笑顔で淡々と話していたが、骸は睨み付けながら話を止めた。

そして最後に1番知りたかったことを問いかけた。
「一人。魔法使いをやけに嫌う奴がいる。そいつがそれを嫌う理由もお前が何かしたからか……?」
木々が揺れる森の中、僅かな時間沈黙が走る。

「はーいストップストップ。騒ぎすぎじゃありませんか御二方。」
すると突然木の下から若い青年が出てきた。困ったような顔をして話をぶった切る。

「お前もこいつの仲間か……」
骸は青年を睨み付けながらそう呟いた。すると笑顔だった青年の顔から一瞬にして笑顔が消えた。
「誤解されちゃ困るな………その真逆。俺はいつかそいつをぶっ潰す。」

青年がそう吐き捨てると同時に森全体がざわめく様な強風が吹いてきた。
「骸さん!俺の弟のこと、頼んだぜ!」
そう笑顔で言い青年は風の中へ消えていった。



続く(?)

241:◆ hoge:2019/01/15(火) 18:02 ID:NAM

かなり前から何度も思っていたのですごい今更感ですが、先程此処を見直して決めました。
このスレのものはどんどん話の内容が脱線していく挙句、もはや元作品と全く関係の無い意味の無いオリキャラの量産や公式とは全く異なった薄っぺらい話ばかりで、正直これは二次創作とは全く思えません。
申し訳ないですが此方のスレは閉鎖させて頂きます。
二次創作と言いつつも関係の無い事ばかりしてしまいすみませんでした。
中途半端なところでぶった切ったような形になってしまいましたがお許し下さい。


新着レス 全部 <<前100 次100> 最新30 ▲上へ
名前 メモ
画像お絵かき長文/一行モード自動更新