天才作家スズシリーズ大好きです。
知っている人いませんか?
一緒に小説を書きませんか?
誰でもいいので来てください。
【天才作家はゼッコーチョー】
学校が終わると、成宮から電話があったんだ。
「もしもし、スズだけど」
すると、成宮は笑い始めたんだ。
なんだよ、せっかく出てあげたのに。
出たい気分じゃなかったし。
切ってやる。
切ろうとすると、成宮が話した。
今ごろかよ。
「明日、女公爵のお茶会がある。プランスが帰ってきてから初めてのお茶会だ。ちゃんと来るように。」
ヤッタ!
お茶会があるー!
「成宮、私が言ったとき笑った理由は何なの?」
成宮は、笑いを押し殺すくらいで言った。
「お前、スズだけど。じゃねぇよ。俺がスズにかけてるのに、プランスが出たりするのはおかしいだろ」
でも、笑うことないよね?
もうっ!
電話を切ると、オリちゃんが小説を書いたノートを出した。
この小説、完結してるんだよね。
講談社に出しに行こうかしら。
金田さん、出てくれるかな?
いいや、出るはずない。
おそるおそる電話する。
「もしもし。○□△文庫講談社です。どちら様ですか?」
おお、金田さんだ!
久しぶりに聞いたぞ、この声。
「鈴木美鈴です。新しい小説を書いたんですけど、結構頑張って書いたものですから、長い期間かかりました。ごめんなさい」
フッフッフッ。
金田さんは、嬉しそうな声をあげた。
「やっとできましたか。さっそく読みたいですね。講談社まで、送ってくれませんか?」
私は、金田さんの機嫌が悪くならないように、「はい、よろこんで」と言って切った。
よし、これでお金は入る。
食べ物が買えるぞぉ!
【天才作家はゼッコーチョー】
翌日
学校に行く前に電話がかかった。
「もしもし、美鈴です」
金田さんがすぐ出て、「小説読みましたよ」を連発してきた。
キ、キツい。
「美鈴先生はやっぱりすごいなぁ。尊敬しますよ、もっと早ければいいですけどね。頑張りましたよね、ゆっくり休んでくださいよ。本、明日から出版しますからね」
わぁい、どれだけ売れるかな?
楽しみっ!
女公爵のお茶会に行くと、プランスがいつも通り雑誌を読んでいた。
いつもと同じ風景…じゃなかった、何って言うっけ?
あぁ、幸せ。
また翌日
学校に行く前に、またまた電話がかかった。
「美鈴先生。本屋に並びましたよ。いつで完売しますかね。楽しみっ!」
それは私もっ!
またまたまた翌日
「鈴木夏織先生の、『明日の世界』良かったよね」
「最高!」
鈴木夏織先生とは私のこと。
本名はやっぱりダメだってことで、夏織にしたんだよ。
私、ゼッコーチョー!
短編集2に続く
短編集2【天才作家のバカンス】
私は鈴木美鈴。
小説を書き終わって、お金をたくさん貰って、もうバカンスバカンス。
「スズちゃん、バカンスどこに行きたいの?」
プランスとは旅行に行かない。
そりゃ、プランスにたくさん頼っているからでもある。
でも、作家のことは言ってないし。
まあね、叔母さんと過ごす時間もないとね。
育ててくれてるんだから、………言いたいこと分かるよねっ!
叔母さんと行くバカンスのお話だよ。
読んでねっ!
飛行機の中、ゲーム・食べて・ゲーム・食べてを繰り返す。
叔母さんは寝ているし。
プランスの飛行機より痛いな、椅子。
「鈴木様、あの、大変申し上げにくいのですが、鈴木夏織先生ですか?」
空港の女の人が声をかけてきた。
周りには叔母さんしかいないし、小説に私の顔は出ていたし…いいか。
「はい。鈴木夏織です。小説買って読んでくださったんですか?」
私が言うと、女の人は色紙を持ってやって来た。
デビュー作、オリちゃんが書いた本も持って。
「2冊どちらも買いましたわ。長い期間頑張って書かれて。お疲れ様です。どうぞごゆっくり。サインいただいてもいいですか?」
女の人の色紙に夏織と書き込んだ。
すると、向こうで俳優が乗っているのが見えた。
あの人もサイン貰ってる!
その時、俳優の大森大地は、女の人の名前を聞いていた。
名前を聞いて書けばいいんだ!
「すみません。名前を聞いても…」
「佐藤理得です」
下のところに佐藤理得様と書くと、佐藤さんの似顔絵も描いた。
「ありがとうございました。宝物ですよ、本当に!ありがとう!!!」
続く
ごめんなさい!
上サエコ!
あと、トリップの付け方分かったから、トリップつけ直します!
>>18の続き更新します!
【天才作家のバカンス】
着いた先はフランス。
私もそんなにおバカじゃないから、プランスの親戚にご挨拶。
女公爵が、フランスにいるって聞いたからね。
「スズちゃん、ここなの?お城」
う〜ん。
プランスの地図によると。
「柚姫(ゆき)。美鈴さんが来る前に、着ておきなさいよ」
マ、マカロン姫の妹だ。(オリジナルキャラクター)
続く