ルール
・人の嫌がることはしない
・暴言禁止
・
わかば「ひめちゃんもなんだかんだでゆめちゃんの事好きですよ!」
ゆめ「そういうことは言わなくていいから///」
朝「いいなぁ……。僕もこは…痛い!」
真昼「誰がいつ名前で呼んでいいって言った?」
朝「もう僕にはそんな権利もないの!?」
真昼「逆にあるとでも思ったの?」
朝「うん!」
真昼「そんな自信満々で返さないで?」
目的地まではあっという間についてしまった。
ゆめ「ここが、風薫る舞の街……。」
すばる「壁で中なんか見えねぇだろ馬鹿。」
ゆめ「うっ、うるさい!」
美と歌の時のように、境界には大きな壁がある。
入る事は不可。
美の街に入れたのは人が通れるサイズの穴があったから。
ひめ「またあんな風に穴があったらいいのだけれど……。」
わかば「その穴って、こんな感じですか!」
ひめ「そうそれよ!」
すばる「なんであるんだよ……。」
夜空「まぁ、手段はあった訳だし、行ってみましょう?」
まつり「そうだよ!きっと素敵な人に出会えるよ!」
ゆめ「そうだね!」
勇気を持っていざのあかり街へ!
わかば「わかば、もう帰りたいです……。」
風のように自由な人物しかいない。
話をしてもすぐに内容を忘れるし、ここで生きていくのは大変そう……。
望「お困りかい、旅のお方?」
わかば「もちろんです!」
望「ごめんね、あかりの街は何もかもが自由だから……」
すばる「なんだ、その口調だとお前、まるでここの人間じゃないな?」
望「うん……。壁に穴があっただろ?ローラの街で迷子になって、気が付きたらここにいたんだ……。」
『あぁ……。思い出すだけで泣けてくるよ……』
心の声、辛辣!
そんなに辛いんですか!?
ソラ「早速で悪いんだけど、ここの神様に合わせてくれるかな?」
望「それはできない……」
真昼「ど、どうしてですか!」
ローラ「この街で神様を隠す必要があるの?」
ひめ「そうよ。それじゃまるで賢者だけまともな人間みたいじゃない。」
一方的に攻められる男性。
私も、てっきり『外部の人間に神との顔合わせをさせることはできない』と言われると思った。
けど、予想は斜め上を行った。
望「できるものなら今すぐ合わせてあげたいよ。でも、どこにいるかわからないんだよ……」
全員「あっ………」
私達の中で、パズルの最後の一枚がはまるかのような納得が走る。
まつり「まさか、賢者まで自由人なんですか!?」
望「うん……。その認識で間違い無いよ……。」
まちがいないんですか!!
ゆめ「じゃ、じゃあどうやって賢者を決めたんですか!?」
望「その代の賢者と最後まで踊り続けたものが神になる。それは長ければ三日三晩続くよ。」
すばる「まっ、マジで!?」
望「うん……。僕は2日目で倒れちゃったけどね。」
『あぁ……。僕が賢者になっていたらもっと街のあり方を変えようと思ったのに……』
真昼「朝さんもここに住めば?」
朝「なんで僕だけのけのも扱い!?」
真昼「あたりまでしょ?」
リサ「余を呼び出したのだから、大層大事なんだろうな!」
あおい「あんたが勝手に来たんでしょ?!」
あおい もうほんとなんなのよ!
構ってほしいなら自分から遊びに来なさいよ!
あおい「リサ様、本当に申し訳ありません……。」
リサ「あおい、貴女が感じた予感って、レベルで言うならどれくらい?」
精霊ガァララ,オネーム「おそらく、24年前と同等、もしくはそれ以上かと……。」
あおい「ま、マジ?」
あおい「この危機感は嫌でも忘れません。」
リサ「じゃあ、また異変が起きるって事ですか?」
大神官(ドラゴンボール)「恐らくは、歌の神.ミナ・フリューレの復活が原因かと……」
かれこれ一時間。
あかりの街をひたすらに歩き回ったのに全然いない。
ゆめ「みおさん、本当に自由人すぎますよ……。」
その時、私の肩を何者かが叩いた。
振り返ると、青髪の少女。
みお「それって、私のこと?」
望「み、見つけたぁ!!」
みお「みお、見つかっちゃったぞ!」
みおと名乗る少女。
彼女の目を見て、私は再び謎の発熱に見舞われる。
柚「みお、勝手にどこかにいっちゃだめだゾ☆!」
みお「あっ、柚先輩!みお、面白い人を見つけました!」
彼女が再び口を開く事で熱が収まる。
ゆめ「先輩……?」
望「先代賢者まで……。」
視える。
きっとそれはこの力にこそ相応しい呼び名だろう。
桜庭の力は相手の思考が“読める”
湊と大空の力。
それは相手の全てが真実として“視えてしまう”
柚「お?そこにいるのは夜空たん?」
夜空「えぇ。最後にあったのは儀式の時だから、半年ぶりね、ゆず。」
儀式、毎年行われるもので、それぞれの個性で神を楽しませるもの。
みお「じゃあ、この人が香澄夜空たん?」
ゆめ「ちょっと、“夜空たん”って!」
夜空「反抗するだけ無力よ、ゆめ……。」
ハルカ「ハルカ、ゆめと真昼だけ、全く見えない!」
ゆず「ゆずも見えないゾ!」
ひめ「ゆめ、貴女、どこを見ているの?」
真実を見抜く目。思考を読み取る目。
この2つの目を持って空を見上げると、8人の人物が宙に浮いているように見える。
ゆめ「あれは、全王様……?」
その瞬間、あり得ないほどの情報量が頭に入ってくる。
脳処理が追いつかない。頭が爆発しそう。
そうなる前に、私の意識はシャットダウンする。
リサ 時よ、止まれ! あおいすばるをゆめが倒れてくる位置に動かしてあとガァララは、
ゆめの私たちに関する記憶を消して!
あおいガァララ 分かった!
あおい 力が強すぎるわ、ガァララ力を抑えるネックレスを作るから、魔力を貸して!
ガァララ 了承しました!
月属性 クール ジュリィ/ガァララ
霧矢あおい 不思議な力:なし! 劇の市民
月属性 セクシー ジュリィ/ガァララ
白樺リサ 不思議な力:なし! 美の市民
月属性 ポップ ジュリィ/ガァララ
上葉みあ 不思議な力:なし!舞の市民
太陽属性 キュート ジュリィ/ガァララ
大瑠璃あやみ 不思議な力:なし!歌の市民
月属性 キュート ジャニス/ファララ
彩瀬なる 不思議な力:なし!歌の市民