どうも、あーさんです(*ω*)
ちょっと「お話を書きたいなぁ」とか思ったので、書きたいと思いますw
このスレは、主が思いついたお話を書いてく物語(短編)集になります。
(文だけの可能性あります)
SEVENTEENのメンバーがメインです。
(気になる人は、ぜひ調べてみてください!)
1つのお話に出てくるのがメンバー全員とは限りません。
(1部のメンバーで限らせていただきます)
次回予告(>>2)
*** 帽子を深くかぶって。〜君がいなくても、僕は〜 ***
#Hong Jisoo
…Coming Soon…
*** 帽子を深くかぶって。〜君がいなくても、僕は〜 ***
#Hong Jisoo
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君が僕の前から姿を消して何日…いや、何ヶ月経ったかな。
僕にとって、君がどれほどの存在だったか。
今になって…やっと分かった気がする。
もう遅いのは分かってる。
分かってるけど、
「もう1度、僕にチャンスを与えてほしい」
次はちゃんと、君の話を聞くから。
きっと君を幸せにするから。
だから、今…僕の目の前に現れて、君を抱きしめさせてよ。
君がいない日々が、こんなにも苦しくて、辛くて。
「今、迎えに行くよ」
君の所まで行くよ、今すぐに。
きっと僕は、
“君がいなくても、僕は…”
君がいないと生きていけないから。
君に会うまでには、ちゃんと、
“変わろうと思う”
君がいなくても、変われる姿を…君に見せたいから。
ねぇ、今どこにいて、何をしてる?
僕は今、変わろうとしてる。
君の所まで走るよ。
君に会えるなら、どんなに傷ついても走り抜けるから。
さぁ、行こう。
帽子を深くかぶって。
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*** 帽子を深くかぶって。〜君がいなくても、僕は〜 ***
#Hong Jisoo
次回予告(>>4)
*** You can touch me ***
#Kwon Soonyoung
…Coming Soon…
*** You can touch me ***
#Kwon Soonyoung
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優しく、俺に触れる君。
君のその手が、俺を狂わせる。
君以外の奴じゃ意味がないんだ。
君だけが俺に触れられるから。
「愛してる」
そんな言葉すら、君に届かなくても、
俺に触れていいのは、紛れもなく君だけだから。
“You can touch me”
言っただろ?
「俺に触れられるのは君だけだ」って。
君が俺を愛してなくても、どうでもいい存在でも、
君に触れていいのは俺だけで、
俺に触れていいのも君だけなんだよ。
ほら、また手を伸ばして、俺のことなんか眼中になくても、
君が触れていいのは、俺だけだ。
俺以外の奴に触れたら、どうなるか分かんないよ?
「ねぇ」
俺の声が聞こえないなら、
君に触れて、君の目に俺だけが映るように、
君の耳に俺の声だけが聞こえるように。
“You can't touch me”
そんなの聞いたことないな。
君が俺に触れたくないんなら、
俺が君に触れるから。
何回だって言うよ。
君だけが俺に触れられる。
俺に触れていいのは、
「永遠に君だけ」
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*** You can touch me ***
#Kwon Soonyoung
次回予告(>>6)
*** 来世は普通に、な。〜異常な愛し方〜
#Kwon Soonyoung
…Coming Soon…
*** 来世は普通に、な。〜異常な愛し方〜 ***
#Kwon Soonyoung
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風が頬に触れて、少し痛さを感じる。今年も、寒い冬が訪れた。
学校で飼っていたウサギが逃げ出したらしい。
午後の授業はカットされ、ウサギを全員で探すことに。
俺は裏山に探しに行った。
「…いねぇじゃねぇかよ」
さすがに裏山までは来てないか。
学校に戻ろうとした瞬間、白ウサギを見つけた。
「あ、お前…ここにいたのかよ」
その白ウサギを抱こうとした時、ウサギが怪我をしてることに気付いた。
血が流れている。
その瞬間、今まで感じたことのない感覚に襲われた。
気が付けば、白ウサギは血で赤く染まった。
自分のしたことに、やっと気付いた。
「俺…このウサギを…っ…」
俺は、白ウサギを殺してしまった。
その時、自分の異常な性癖に気が付いた。
血を見ることで、快感を覚えてしまうらしい。
それから時が経ち、高校生から大学生になった。
大学生になった俺は、人を殺害することでさえも快感になっていた。
俺の容姿に惚れて寄ってくる女は沢山いた。
苦しそうに血を流す姿を見ると、“もっと血が見たい”という感覚に襲われる。
俺は、1人だけ女を殺してしまった。
そんな俺にも、今、好きな人がいる。
そいつを手に入れたい。そいつを愛したい。
いや、違う。きっと俺は、
「そいつの血が見たい」
ただそれだけ。
もちろん、彼女も俺に寄ってきた。
俺は彼女を家に連れてった。理由はただ1つ。
「…ちょっと痛いかもしれないけど我慢しろ、」
彼女を殺して、血を見る為に。
身体をカッターで切りつければ、部屋に響く苦しそうな声。
歪んだ表情すらも愛しくなる。
俺を止めるように、俺の腕を掴んだ。
「痛いよな、?あと少しだから」
カッターを置いて、首を絞める。
少しずつ目を閉じていく。
やがて、彼女の肌は冷たくなった。
あぁ、俺は…殺したんだ、彼女を。
俺は心から愛していた。彼女のことを、本気で。
でも、今の俺はこんな愛し方しか知らないから。
「来世は、普通に出会えて、普通に愛し合えたらいいな」
彼女が倒れてる横に寝転ぶ。
「なぁ、お前って…ウサギみたいだよな」
白くて綺麗な肌。
「…もしかして、あの時の白ウサギの生まれ変わり?」
笑いと同時に、涙が溢れてくる。
「俺、まだお前に“愛してる”って言えてない…っ…」
頬を撫でる。冷たい頬。
「…なぁ、俺決めたよ」
目を閉じる、綺麗な彼女を見つめて微笑む。
「愛してる」
その半年後、男が女を抱きしめるような形で、男女の遺体が発見された。
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*** 来世は普通に、な。〜異常な愛し方〜 ***
#Kwon Soonyoung
次回予告(>>8)
*** 夢中なんだ、君に。***
#Lee Seokmin
…Coming Soon…
*** 夢中なんだ、君に。***
#Lee Seokmin
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毎年訪れる冬の寒さ。
その寒さから逃げるように、いつもの図書館に入る。
静かな図書館は、心地が良い。
「…あっ、」
席に座って本を読む君を見つけた。
透明のような目で字を追う君は、とても綺麗で。
本に夢中な君は、僕が君を見つめてることに気付かない。
君の席の斜め前に、向かい合って座る。
近くで見ると、もっと綺麗だ。
「…あ、」
無意識に声が出た。
君が反応して、僕を見る。
「あっ、すみません…その本、この前読んだばっかで…」
君が読んでた本を指差す。
微笑んだ君は、まるで天使のようで。
「あの…隣、座ってもいいですか、?」
そう聞くと、笑顔で頷いてくれた。
隣に座って、君を見る。
「そ、その本面白いですよね…」
緊張して、上手く話せない。
君は突然メモの紙を出して、何かを書き始めた。
“私、言葉が話せないんです”
その字に、どこか孤独感を感じた。
「あっ…そうなんだ…」
君はまた何かを書き出した。
“よくここの図書館来てますよね。本好きなんですか?”
「うん、本読んでると心が静まる感じがして…」
君のことが気になって…なんて言えるわけない。
“私も好きなんです”
本のことだなんて分かってる。
でも少しだけ、
君の「好き」という文字にドキドキした自分がいた。
会話が途切れて、また本を読み始めた君。
君が夢中なのは本。そんなのは理解してる。
でも今は、今だけ、この瞬間だけは、
“君に夢中になってもいいですか”
心の中で文字にした。
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*** 夢中なんだ、君に。***
#Lee Seokmin
次回予告(>>10)
*** いつだって ***
#Jeon Wonwoo
…Coming Soon…
*** いつだって ***
#Jeon Wonwoo
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俺には友達がいない。
それは昔から変わらず、ずっとそう。
意図的に独りになったわけじゃなくて、気付いたら独りになってた。
何もかもがつまらなくて、でも孤独な生活を変えられなくて。
いつからか、部屋に引きこもるようになった。
ベッドの上でゲームをしてる時が1番楽しい。
夜、いつものようにゲームをしてると、1通のメッセージがスマホに届いた。
“不穏な空気を察知しました”
そのメッセージが届くと、続けて「生きてる?」って、可愛い犬のスタンプが送られてきた。
「こいつ…」
“生きてるよ。死んでるとでも思ったか”
適当に送ると、すぐに返事が届く。
“おぉ、生きてたのね”
「当たり前だろ、」
“ちょっとヤバい感じを察した”
続けて送られてくるメッセージ。
“俺から?”
“他に誰がいるのw”
こいつだけだ、俺に絡んでくるのは。
こんなだらしない男に関わる女がいることに驚いた。
“何かあったでしょ”
「…なんで分かってんだよ、」
“別に何もねぇけど”
“嘘はあかんわ、不穏な空気を察知しました”
“何回も察知すんなアホ、お前は空気清浄機か”
実は昨日の夜、知らない女と夜を過ごしてしまった。
好きでもない女と夜を共にするなんて、最悪以外の何でもない。
それがあまりにもしんどくて、ずっとテンションも上がらなかった。
“ねぇウォヌ”
“何”
“ウォヌはウォヌでいいと思う”
“でも自分をもっと大切にしてほしい”
「…何だよ、急に…」
“知らない女の人と夜を過ごすなんて、ウォヌらしくないよ♡”
「…はぁっ!?こいつ、!」
知ってたのかよ…と心の中で呟く。
“最後の♡の必要性”
“え、励まそうと思ってたのに〜”
こいつはいつもそうだ。
いつも俺のことを理解してて、いつも俺に絡んでくる。
いつだって、
俺のことだけを考えてくれてる。
“ってかもう夜遅いんだから寝なよ”
“お前が送ってきたんだろうが”
“寝る前に聞くけどさ、ウォヌって好きな人いんの?”
“いねぇよ、女とか興味ない。もう寝る。お前もさっさと寝ろ”
“そっか、おやすみ”
自然と目が閉じていく。
そうして俺は眠りについていた。
“ウォヌ”
“ごめんね”
いつだって、俺を1番に考えてくれたのに、
そんな人すらも見捨てて。
“好きだった”
そんなメッセージにも気付かずに。
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*** いつだって ***
#Jeon Wonwoo
次回予告(>>12)
*** ありがとう ***
#Wen Junhui
…Coming Soon…
*** ありがとう ***
#Wen Junhui
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君は今どこにいるの?
君を探して走ってる僕。
イタズラが精一杯だった僕は、きっとまだ幼かったんだ。
君が僕の前からいなくなって、やっと分かった。
今までの僕だったら、この気持ちは言い表せないから。
今だって、君の明日になりたくて、今日を生きてる。
君を初めて見た日、その時から今までも、
僕の心の中には君しかいなくて。
君に伝えたいことは沢山あるはずなのに、どうしても言葉が出ない。
君を待つことも、恋しさも、僕達の思い出さえも、
この言葉で埋め尽くされる。
「ありがとう」
これだけなんだ。
こんな単純な言葉じゃ、僕の気持ちは伝わらないかもしれない。
「ありがとう」
この言葉以上に綺麗な言葉を探してたら、
「ありがとう」
それすらも言えなかった僕。
僕には勇気が足りないんだ。
“愛情”
その意味をもっと早く知ってたら、もっと早く理解してたら。
君を待つことも、
“愛情なんだ”
そう教えてくれた君に、
「ありがとう」
僕の気持ちは変わらないよ、絶対に。
君が僕を忘れたとしても、僕達は変わらない。
お互いの心に刻まれているから。
「ありがとう」
届くといいな、この声が。
今聞こえたよ、君の声が。
「ありがとう」
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*** ありがとう ***
#Wen Junhui
次回予告(>>14)
*** 君を、君に、君と。***
#Wen Junhui
…Coming Soon…
*** 君を、君に、君と。***
#Wen Junhui
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
突然彼女から送られてきたメッセージ。
“別れよう”
たった1言のメッセージに、
“なんで?”
急いで返すけど、
“理由は言えない”
そう返ってきて、彼女に電話をかけた。
“…はい”
電話に出た彼女の声は、いつもより冷たくて。
「なんで“別れよう”なんて言うの?」
“…ごめん”
「僕じゃ満足できなかった?」
“…ごめん、ほんとにごめん”
「“ごめん”じゃ分かんないよ、僕別れたくない、」
少しずつ涙声になっていく僕は、相当弱い。
「…とにかく、僕絶対別れないから」
そう言って電話を切った。
“え、ま、待って、”
彼女の声を遮るように、焦りながら。
そして数週間後。
「…え、?」
彼女は亡くなった。病死だった。
彼女が病を持ってたことなんて知らなかった。
苦しんでた彼女に気付けなかった自分が情けない。
仕事の帰り、ショックが大きくて涙も出ないまま、道を歩いた。
「…あ、」
そういえば、彼女はよく家に来てご飯を作り置きしてくれていた。
「もしかしたら…っ、」
歩くスピードが加速し、気付けば家まで走っていた。
家に帰って、テーブルの上を見れば、予想通り沢山の料理が並べられていた。
テーブルの端には手紙があった。
“ご飯いっぱい作ったから、いっぱい食べてね!私がいなくてもちゃんと食べるんだよ?”
彼女の優しい文字に少しずつ視界が霞む。
ねぇ、こんなの…食べられるわけないよ。
こんな素敵な料理、食べられない。
ふと見れば、テーブルに頬杖をついて笑う姿を想像して。
“美味しいでしょ?新しく覚えたの!”
料理を少しずつ食べていく。
「…うん、美味しいよ、すごい美味しい…っ…」
さっきまで出なかった涙が自然と溢れる。
“普段あんまり言えなかったけど、私ね、”
君を愛して、君に愛されて、
“ジュンのこと、大好きだった”
君と愛し合った僕に今、涙を流さないことなんて不可能だから。
「僕も…僕も大好きだった…ううん、大好き、今も」
君が別れたかった理由は、病で僕に迷惑をかけたくなかったからだったんだね。
大丈夫、そんな心配しないでいいよ。
君は最後まで、
「僕の生きる理由だったから」
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*** 君を、君に、君と。***
#Wen Junhui