昔から全然読書をしなかったわけじゃないのに、全然国語ができません。むしろ読書は良くしてた方で、漫画とかじゃなくて、宮沢賢治とか、ほかにも小説を色々読んだり、昆虫記も好きでした。なのに、全然国語ができません。ネットで調べても、国語が出来る人は読書をしてきた人だとか言っていて、自分はなぜできないのかわかりません。解説を読んでも、先生に聞いてみても、いまいち納得できません。自分のなにがいけないんでしょうか。国語の文章題はいつも何もわからなくて、何か書いてみても必ずどこか間違っていて、なぜ間違っているのか聞いても全然理解できません。どうしたらいいですか?現代文やるのが億劫でしょうがありません。提出物なのでやらなきゃいけないのに、2時間かけても3時間かけても一問も筆記問題が解けなくて、解答を見ても納得いきません。自分はどこかおかしいのでしょうか?助けてください。お願いします。
2:通りすがりのデコゲーマー:2021/07/15(木) 16:56 ざっくり調べてみました。
教育評論家の石田勝紀先生が仰るには、たくさん読書していても国語が苦手な人は結構いらっしゃるそうです。
そういう人は文章を読む時に文字面だけを追いかけて、文の意味まで深く読みとれない・読みとる事が苦手だそうです。
例えば「私は彼が嫌いです。なぜなら彼は遅刻をするからです。」と言う文章だと、文字面だけを読む人は「私は遅刻をする彼が嫌いです。」とだけ読みとります。
しかし意味まで読む人は「なぜ私は遅刻をする彼が嫌いなのか?」まで考えます。
この場合はだいたいは周りの文に理由が書いてある筈です。
この様に文章の文字面だけを読むのではなく、
「なぜこうなのか?」
「どうしてこうなったのか?」
「自分には似た経験はないのか?」
「自分だったらどうするのか?」
を考えながら文章を読んでみると良いそうです。
多少慣れが必要ですが、何度も読んでいるとコツが掴めると思います。
かなり長い文を書き込んでしまいましたが、あなたの役に少しでもなれたら幸いです。
筆者も解けない問題もあるらしいけどねw
筆者では無くて、問題作成者の心が読めねばならない
まあ読解は捨てて、範囲の漢字のが得点しやすいかも
返信遅くなってすみません。>>1です。
>>2>>3
アドバイスありがとうございます。特に2さんはわざわざたくさん調べてくださったようで、感謝しかありません。
自分は論説文などで難しい言葉ばかり並べられると、わかりやすい言葉に自分で変換して読むことが多いです。なので、熟語とかの意味をきちんと理解しているつもりです。しかし、わかりやすい言葉に置き換えて、文章の意味を理解しているのですが、質問にあう部分をうまく見つけることができません。いつも少し違うと言われます。
先生に、じぶんがどう考えたのか、というのを説明しても、間違ってはいないと言われます。でも答えは間違っているそうです。それも意味がわかりません。何が間違っているのか、どうまちがっているのかが解説を読んでも先生に聞いてもわからないんです。
6:匿名:2021/07/19(月) 20:10 それと物語文に至っては、登場人物の気持ちを汲み取ることが全くできません。悲しいんだな、とか、怒ってるのかな、という“感じ”はわかるんですが、それがなぜなのかが全く分かりません。自分に置き換えることが頑張ってもできないんです。自分だとどう思うんだろうとか、考えてみるんですけど、大体「何にも思わない」って答えになっちゃうんです。どうしてもじぶんがその立場になってみないと、その時の感情がどんなものが湧くのか分かりません。
姉が文系で、聞いてみたんですけど、自分がどう思うかじゃなくて、その人にとってはそうなんだって思うと簡単になるよと言っていました。自分も、たしかにと思ったのでその方法で考えてみました。
でも、例えば「なぜこの人はこのような行動をとったのでしょうか」という質問があるとします。その行動は起こっているときの行動だな。じゃあ、その前何があったんだろう。こんなことがあったな。じゃあ、この人にとってこれが気に食わないんだな。まで来て、なんで?ってなるんです。
答えにはそのなんで?を書かなきゃだめみたいなのでいつもできません。
えーっと、誰かの発言に腹を立てていたとすると、
答えには「誰々のこんな言葉に腹を立てたから」じゃだめなんです。「誰々がこうこうするような発言に何々を感じたから」みたいに、「腹を立てた対象が、何をすることで、どんな結果を生み出してしまったのか」を書かなきゃいけないんです。それができないです。
どんな行動が誰にとってどんな感情を起こすものなのか分かりません。どんな感情を持つかなんて人それぞれじゃないですか。だから汲み取らなきゃいけない問題は全部できません。でも国語なんて汲み取ってなんぼじゃないですか。
長々と書いてしまって申し訳ないです。でも本当に悩んでいるんです。うまく文章を作ることができないです。
最後に、>>2で0に出してくださった遅刻の話あるじゃないですか。それは自分はちゃんとなぜ遅刻する彼が嫌いなんだろうとまで考えました。でもその前後に何か理由が書かれていたとしても、「遅刻することで〜だから」と書いてないと分かりません。普通に人なら汲み取れるような文章でも、じぶんは「だからどうして嫌いなんだろう」と思ってしまいます。なのでそこが答えだとは思わないんです。その遅刻によって起きる出来事が主人公にとってなぜ嫌いにつながるのか理解ができないので、問題もこたえられません。
友達に教えてもらったときも、「こうなったらこういう感情になるでしょ?」と言われて「そうなの?」と言ったら、「それがわかんないんだったら解けないわ」と言われてしまいました。もう諦めた方がいいですか?
基本国語って文の前後に答えがあるんですね。
私は犬の散歩をしている。今から家の近くの公園に向かうところだ。公園の近くの曲がり角を曲がろうとしたとき、いきなりバイクが飛び出してきた。
「うわっ!」
思わず声をあげてしまった。
例えば、こんな文章があるとします。【この主人公は何故「うわっ!」と言ったのか答えよ。】という問題があるとします。
この問題を解くとき、前の文に「公園の近くの曲がり角を曲がろうとしたとき、いきなりバイクが飛び出してきた。」とありますよね。
主人公は、バイクが飛び出して来なかったら「うわっ!」なんて言いませんよね。
主人公はバイクが飛び出してきたから「うわっ!」と言ったのです。
文ではなく自分の体験として頭の中でその情景を想像しながら考えると良いですよ。
自分が歩いていて、曲がろうとしたらバイクが飛び出してきて「うわっ!」と言った。
その一連の動きを頭の中で自分でやってみてください。そうすると、わかるかもしれません。
また、自分が「うわっ!」と言ってしまうような出来事を文章化してみるのもいいかもしれません。
自分で言ってしまうような出来事を文章化することで自分の文のどこに理由が書いてあるのかが分かりやすくなり、それを文章問題に当てはめて考えてみると良いと思います!
説明が長くなってしまったうえ、分かりにくくてすみません。
それから、遅刻の文章に関してですが、>>2さんではないですが、自分の考えを伝えさせていただきます。
朝学校にいくと、門の前に立っていた先生から「お前たち、最近来るの遅いぞ!怠けてるんじゃないのか??生活態度見直せ!!」と注意をされた。
彼が遅刻をするせいで怒られた。だから僕は彼が嫌いだ。
とかかれていた場合は理解できますか?
むむむ、これはちと難しいですなぁ。
自分に置き換えるの術が使えないとなると、どうすればいいのか…
文章からその先を想像できないのであれば、絵から入ってみてはどうですか?
主さんはいままで沢山の本を読んでいるのですよね。
その中にはマンガやアニメになっている物もある筈です。
それを見ちゃうんです。
マンガやアニメだと人の動きや表情が一目で分かります。
マンガだとセリフやそのキャラの考えも吹き出しの中に入ってますので、その言葉の前後も追いかけ易いです。
そしてマンガやアニメを見た後にもう一度文章を読んでみるのです。
こう言ったトレーニングをしてみてはいかがですか?
まぁこの場合、アニメだと小説と中身が全然違うモノになってる時がちょくちょくあるんですけど…(私はハウルでふざけんな!ってなりました)
「マンガで読む名作」とか言うタイトルの物だったら大体原作に忠実ですよ。
いま高2で現代文を1年間勉強してる者です。
その上で、現代文は、傍線部の前後に答えがあるとか、自分だったらとこう思うとか、心情を感覚で予測して答えるとか、読書しまくったから読めるとか、そういうテクニックやフィーリング、読書経験では文章を理解することはできないと思います。
なぜなら、文章を理解するというのは、筆者のイイタイコトを掴むことだからです。
Youtuberでも物申し系がいますよね。彼らは主に、配信者の問題を取り上げて、その良し悪しを評価として下しています。よりひととか遠藤ちゃんねるとかコレコレとかが、あの配信者はクズだとか、あの配信者は悪くないっすねーとか。
実は現代文、あれと完全に同じです。評論文は、現代の何らかの問題や多くの人が正しいと思っている常識について、物申しているのです。
そして、その物申している内容が、筆者のイイタイコトで、それを、先生たちは主張と呼んでるんです。
このイイタイコトを掴むのが文章を理解する上で、一番大事です。xxxxその理由は後で話しますxxxx
とはいえ、そんな警戒しなくても、イイタイコトを掴むのは簡単です。
物申す系Youtuberの動画を見てわかる通り、イイタイコトは明確にわかるはずです。あのYoutuberはクズだとか、あのYoutuberは悪くないっすねーとか、明確にわかりますよね?
現代文でも同じです。
それなのに、難しく感じる原因は、イイタイコトが、どこに書かれているのか、分からないということだと思います。
それは、文章には種類があることを理解していないからです。
現代文の中の文章というのは、イイタイコトだけ が書かれているわけではなく、イイタイコト以外にも、根拠や具体例、対比など、いろいろ書かれているのです。もっと理解してほしいので、言い換えると、文章には種類があって、イイタイコト、根拠、具体例、対比などなど、いろいろな種類がある、ということになります。その種類を自分で見極めることができて、イイタイコトがわかります。
ところで、なんのために、イイタイコト以外に根拠や具体例が長ったらしくズラズラ書かれているのかは、物申し系Youtuberの例でいとも簡単に理解することができます。例えば、『あのYoutubeはクズだ』と動画が上がったとしましょう。その動画を見て、『クズだ』とイイタイコトだけ言っていても、誰も納得しないでしょう。
ソースは?とか聞かれるでしょう。あるいは、嘘だッ!!!と騒ぐ信者もいるでしょう。
そこで、ソースを提示する必要があります。
現代文では、そのソースを根拠と言います。
イイタイコトを言うだけでは、証拠はあるん?とか嘘だ! とか信じてもらえないから、根拠を提示するんです。つまり、根拠とは、イイタイコトが、いかに正しいかを読んでいる人たちに理解させるための文章の一つなんです。対比も、具体例も、引用も、ぜんぶそうです。それらすべて、イイタイコトのために用意された、説得力を持たせるための文章です。
そんで、イイタイコトを掴むと、他の文章は、そのイイタイコトに用意された説得力をもたせるための補強物でしかないと分かるでしょう。
xxxxだからこそ、イイタイコトを掴むのは大事なんですxxxx
というわけで、長くなってしまってすみません。
匿名様が苦しんでおられる文章の中にも、必ず、イイタイコトがあって、根拠があって、対比があって、具体例など(おそらく他にも)があるはずです。
いきなり国語ができるようになるとは思いませんが、まずは、イイタイコトがどこなのか、そしてイイタイコトを説得力を持たせる補強物(根拠や対比、具体例など)はどれなのか、その二つの目的を持って、文章を読んでみてください。絶対に、匿名様の読解力は改善されるはずです。
返信早くて助かります。皆さんありがとうございます!!
この間「この具体例によって筆者は何が言いたいのか答えよ」みたいな問題がでたんですけど、これはどう答えを探せばいいのですか?
それと大事なところはわかるのですが、同じようなことを言い換えて書いてある場合、どれを引用すればいいのか分かりません。大体自分が引用する文は間違っていると言われます。
あと「それぞれの違いを踏まえて書け」という問題に答えるときは、「〜(対になるもの1)は...、〜(対になるもの2)は...で(だから、ので)、〜(理由など)」みたいに答えればいいのですか?
筆者でも解けるとは限らない
https://dailyportalz.jp/kiji/perfect_score_if_author_solves
>>12
結論を言えば、問題と本文の論理展開にもよりますが、おおよそ当てはまる方法を提示しますね。
「この具体例によって筆者は何が言いたいのか答えよ」みたいな問題が聞いているのは、具体例の言い換えです。
具体例は、イイタイコトを補強するためのものですよね。つまり、イイタイコトを具体的に言い表したもので、イイタイコト = 具体例 です。
なので、その具体例と言っていることが同じ抽象的な部分が必ず存在しているので、言い換えている場所を探すのが問題解決の方法になります。
ただ、それが分からないということは、言葉の言い換えに気づくことができず、言葉に対する認知の歪みがある可能性があるので、キーワード読解みたいな現代文の用語集やるといいかもしれません。
大事なところと思われる場所を見つけられたはいいものの、言い換えが続くため、どれを問題に持ち出せばよいかわからないというパターンは、結論から言うと、聞かれている問題によります。
というのも、聞かれている問題には、文字数の制限があったりするからです。
そのため、聞かれている問題に応じて、文字数、簡潔さ、どれだけ必要な要素が詰め込まれているか、の三つの条件で、言い換え部分を選ばなくちゃいけません。25文字程度だったならば、1ぐらいの要素。40文字ぐらいだったら、2つぐらいの要素、60文字ぐらいだったら3つぐらいの要素、という感じです。
あとそれから、形式段落ごとに題名をつけ、本文を意味段落に分けてみるのもいいでしょう。
意味段落とは、同じ話をしているという部分で共通した形式段落を無視した文章の区切りです。
言い換え部分というのは、たくさん存在しています。そのうち、その言い換えた部分が、仮定条件(もし、ならばの部分)や根拠(なぜならの部分)という、次の説明に進むための必要要素であることがあり得ます。
そこで、形式段落に題名を与えるという行為で、この言い換えた部分は重要度が低い、この言い換えた部分は重要度が高い、と区別ができるようになります。
自分の与えた題名と言い換え部分の関連性が深ければ深いほど、重要度が高い可能性があります。
また、意味段落としてまとめることも同じ効果がありますが、意味段落は、もしも難しかったらやらなくても大丈夫です。
なので、形式段落ごとに、題名を与え、もしできたら、意味段落としてまとめてみてください。
「それぞれの違いを踏まえて書け」という問題に答えるときは、聞かれている違いに応じて答えるべきでしょう。
違いとは、対比です。
なので、XXは〇〇であるのに対して、△△は☆☆であるということ、みたいな書き方で大丈夫です。
あるいは、問題の聞かれていることに既に主語が補われている場合、前者は、後者は、みたいな書き方でもできます。
「だから、ので、」というのは理由なので、聞かれていることが対比で理由だった場合に当てはまります。
そこは、問題の聞かれていることを確認してみてください。
もしよろしければ、ここに問題を提示できますでしょうか?できない場合は大丈夫です。
>>13
記事読みました。面白かったです。ありがとうございます
>>12
うーん...判断しかねますね...著作権侵害とかありそうで怖いので問題は提示出来なさそうです。ごめんなさい。(この間あった模試の問題です)
でも問題の文末は「〜のはなぜか」でした。
模範解答をざっくり言うと「〜は...、〜は...であり、〜だから。」というふうになっていました。
あと、主語となる「対の2つの言葉」が「どういうものなのか」、というのが文章中にそれぞれ3つくらいの文で書かれていました。自分はそれのうちのどれを用いればいいのか分かりませんでした。
でも文章中に「違いに注目すると」という文があって、その下に続く文がそのままじゃ文字数が多くてだめなのかなとか思ったりしました。
ほんといつもぐちゃぐちゃな文章なのに、的確なアドバイスありがとうございます...!
>>16
著作権問題あるあるですよね〜。
問題の文末は「〜のはなぜか」で、解答が「〜は...、〜は...であり、〜だから。」という形式ならば、文字数がそこそこ許されているパターンだと思われます。
記述問題を解く上で、文字数は、かなり大きな基準です。言い換え が複数あって、その中で1つ選ばなくてはいけない場合、必ず根拠が必要になります。
その根拠の1つが文字数です。2つ目は、どういった観点で聞かれているのか、それから3つ目は、できるだけ要素の詰まった内容が正解になりやすいです。シンプルに表せば、言い換え表現で、A + B 、A + C、 A + B + C というのがあって、言い換えが聞かれた場合、たいていはA + B + C という表現を選びます。
ただし、文字数的に不足している場合は、A + B もしくは、A + C を選びます。
その上で、B と C どちらが重要かを考えていきます。そこは、文脈であったり、文字数であったり、文章の観点だったりするので、比較して根拠を探してみてください。
とはいえ、自力で、言い換え箇所を見つけられたというのはスゴイことです。あとは根拠を持って、問題で聞かれている箇所に答えられるかどうかなので、自信を持ってやってみてください。
>>18
ありがとうございます😭
最近はめっきり国語に自信がなくなっているので、そう言ってもらえるとすごく力になります!!
説明もすごく分かりやすくて助かりました!