http://ha10.net/up/data/img/24253.jpg
「特異点と破壊神の器。
その二人の世界が 今, ゆっくりと動き始めた。
【この世界は確かに...虚無へと続いている。】」
(バンガード公式HPより抜粋)
VG映画化おめでとうございます!(ヒント:卯月の愚か者)
虚無のラッキーセブン章!
おめレス、乱入大歓迎です。気軽に絡んでくださいね!ヽ(´▽`)/
☆ >>2 前スレ
☆ >>3 事故紹介 (変換ミスではない)
☆ >>4 予備
>>4までレス禁で!
平日呟けなさすぎる
347:ミルク牧場◆X.:2018/04/24(火) 21:20なんで、ヴァンガGにくそハマりした人は、全員精神病んでるの??大丈夫か
348:ミルク牧場◆X.:2018/04/24(火) 21:20(病んでない)
349:ミルク牧場◆X.:2018/04/24(火) 21:21ヴァンガ終わったのに、ちゃんと生きてる私スゴくないですか???
350:ミルク牧場◆X.:2018/04/24(火) 21:26 https://i.imgur.com/Mx94dy6.jpg
アアアアアアアア!!!(定期的に死ぬ人間の図)
三万点の構図
352:ミルク牧場◆X.:2018/04/24(火) 21:28最終回で、推しの白衣見せつけられたクラスタの気持ち考えろ!!公式!てめーのことだ!!!!
353:ミルク牧場◆X.:2018/04/24(火) 21:30 https://i.imgur.com/Pi90ScW.jpg
朝アニメなのに絵がうまい(限界レス)
これの東海林カズマの「ストライド.....ジェネレーション.....」の声音がくそ好き
355:ミルク牧場◆X.:2018/04/24(火) 21:35宿題やんぞ!!!!オラァ!!!(やりたくないやりたくないやりたくないやりたくない)
356:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 06:23眠すぎる
357:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 06:23おはよう.....
358:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 06:23目覚ましにブルーライト浴びてます
359:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 06:24半世紀くらい寝てたい
360:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 06:25あと8度寝くらいしたい
361:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 06:27時間ないのに、危機感沸かない
362:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 06:27眠すぎる。寝させろ
363:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 06:27行くぞ.....
364:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 21:44無事生きた
365:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 21:45ヴァンガgリメイクするまでは死なねぇからよ.....
366:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 21:57うあー
367:ミルク牧場◆X.:2018/04/25(水) 21:57生きねば
368:ミルク牧場◆X. こちらは限界レスです:2018/04/28(土) 00:35ちょっと見ないうちにめっちゃぴくしぶに投稿されてるんだけどどうした 天変地異か
369:ミルク牧場◆X. こちらは限界レスです:2018/04/28(土) 00:35肩甲骨の隙間の筋肉つった
370:ミルク牧場◆X. こちらは限界レスです:2018/04/28(土) 00:35ssまとめ出すかぁ!???
371:ミルク牧場◆X. こちらは限界レスです:2018/04/28(土) 00:45わいわりとクロズマss
372:ミルク牧場◆X. こちらは限界レスです:2018/04/28(土) 00:45溜まってないか?
373:ミルク牧場◆X. こちらは限界レスです:2018/04/28(土) 00:45まとめてこよっかな
374:ミルク牧場◆X. こちらは限界レスです:2018/04/28(土) 00:54今、小説ないかなーと自分の過去スレ見てたんだけどきもすぎ
375:ミルク牧場◆X. こちらは限界レスです:2018/04/28(土) 00:54なんかガイジ感がすごい(実際ガイジ)
376:ミルク牧場◆X. こちらは限界レスです:2018/04/28(土) 00:55ただ純エゴが好きなところは評価してやるよ
377:ミルク牧場◆X. ssまとめ1:2018/04/28(土) 01:07 「好きだよ」
カズマはさらりといってのけた。
夕焼けのなかで涼やかな色の髪が、ふわりと揺れて、それが儚くあまりに綺麗で、思わずクロノは押し黙ってしまった。
「もう 後悔はしたくないんだ」
自分に言い聞かせるように。
「いつ消えちまうかわかんねーからな」
自嘲気味の笑み。そんなカズマの笑顔を何度見てきたのだろう。でも彼の顔は、寂しそうだった。
きらりと光った金色の片目から逃れるように、クロノはそっとカズマに歩み寄った。
「」
【これつぶや記で一番最初に書いた小説なんだけど、今より語彙力あって草】
「男二人でイルミネーション?」
怪訝な顔をしたカズマに言われたのはそんな言葉だった。
「ほんとだったらタイヨウもいく予定だったんだよ。けど都合が合わなくってさ」
マジかよ、なんて笑いながら、カズマは入場券を見つめている。その瞳は細められていて、あまり乗り気じゃないのか、なんてクロノに思わせてくる。
まぁでも確かに男二人でイルミネーションは、なんかなぁ.....と思い直したクロノは、カズマに渡していた入場券を奪い取って言った。
「嫌ならいい。違うやつ探すし」
きびすを返そうとすると
「だーれが行かねぇっつったよ」
カズマの声が空っぽの教室に響いた。
そしてぴょんと腰かけていた机から飛び降りる。
あっという間に入場券を奪い返され、「楽しみにしてるぜ」なんて言葉を吐いて、にやあと笑ったカズマを愛しくなんて思わないようにクロノは「お前なぁ.....」なんて呆れた顔をしてみせた。
☆
「綺麗だな」
ぽつりと呟かれた言葉に、はっとする。
「そ、そうだな」
カズマのことばっかり見てたのがばれたのかと思った。未だに心臓がバクバクいっている。もう少し静かにできないのか、俺の心臓は。
周りはきらきらと、光っている。綺麗だ。それでもなんだか儚さを感じさせる。
ちらりと隣を見た。
東海林カズマ。俺の同級生。
そんでもって俺が.....
(やっやめだやめ!)
必死に変な方向にいこうとする思考を押さえる。
幸せだ。
素直にそう思った。
カズマに出会って、U20で優勝して、それから.....
それから?
「ディフライダー」
ふとカズマが呟いた。
ディフライダー、そうだ。そんなものがいて。
「ギーゼの器」
またカズマは呟く。
カズマが.....ディフライドされて.....それで?
それから?
俺は.....?
【今俺は何してるんだ?】
我ながらおかしな疑問だと思った。
けれどもおかしいのだ。なぜ、ディフライドされて失踪中のカズマと、イルミネーションなんかに来れているのか。
「なぁ.....クロノ。」
その言葉にはっと顔を上げた。
「もう理解しているのだろう.....?」
何か。
何かがおかしい。
こんなに綺麗で幸せな空間に、異物が混じっているような。
「ギアクロニクルの特異点.....」
やめろ。
「そろそろ目を覚ませ」
冷たい手が、クロノの頬に触れた。
そこにあるのは金色の瞳。怪しくゆれている。まるで蝋燭のように。
そうか.....これはカズマじゃない。ギーゼだ。
俺がいま見ている世界は.....夢。
ぽつりと頬に水滴が当たった。
雨でも降っているのかと、見上げるがなにもない。ただただ吸い込まれてしまいそうな月だけがそこにはあった。
「新導。」
いま自分を呼んだのはカズマだ。直感でそう思った。
いまも彼はギーゼと戦っているのだ。
「信じてる。」
きらりとその澄んだグレーの瞳が、まっすぐにクロノをみつめた。
「だから泣くなよ」
クロノは泣いていた。
何に泣いているのか、自分でもわからなかった。
己の無力さか。それともそんな自分を信じてくれる東海林カズマにか。
「待ってる。」
うん、何度も頷く。声は出なかった。口を開けば何かが壊れてしまいそうで。
するり。暖かい手が離れていった。
離れていく。 カズマが。
カズマは、すっときびすを返した。
待ってくれ、なんて言えなかった。
それでも。
「カズマっ!」
くるりと後ろを振り替える。その顔は【虚無】。何も写してはいない。
ライトグレーの瞳はまた金色に戻っていた。
.....それでも。いわなきゃ。
すぅっと息を吸い込む。
「おれっ.....お前のことっっ!」
ふわりとカズマの匂いがしたと思ったら、次の瞬間、とん、と唇に何かが当てられた。
妙に柔らかくて、初めての感触だった。
「それは、本人に言ってやれ。」
「....ギアクロニクルの特異点。」
無機質な顔で、目の前にいる【君】はそう言った。
【これも今よりはセンスあって草 なんなん、退化しとるんか私】
【お題;ゴミが目に入ったときの生理的な涙を見られてしまった東海林】
その日は、台風が上陸する数日前で。だから当然、風が強かった。
びゅーびゅーと風が吹き付けてくるので、髪を舞い上がらせて「うっとおしいな」なんて苛立っているカズマをみて笑いをこぼした。
深い青の髪が、あちらこちらに跳ねているのがなんだか猫のそれを感じさせた。かわいい、としか言葉がでない。もちろん、口には出さないが。
「痛っ」
カズマはパッと目を押さえた。砂が入ったのだろうか。
俺は笑いながら「大丈夫かー」なんて声をかけてカズマに近寄る。カズマは、「目がぁー」なんて古典的なボケをして見せたから、少しでも心配した俺が間抜けだったようだ。
「でもマジでいてぇわ。こりゃ失明したな」
無理矢理目を開けようと変顔しながら、そんなことをいうので、俺は思わず吹き出してしまう。
「あ、なおった。」
突然そう呟かれた言葉は、強すぎる風の音の間で小さく聞こえて、その瞬間一際強い風が俺たちの間を駆け抜けた。
俺は「うおっ」と声をあげて、反射的に目をつむったが目を砂にやられてしまった。これは痛い。
しばらく風の音を聞いて、やっとのことで目を開ける。
目を開けて。
ぽろり、と。彼の目から涙が溢れ、滑らかで白い頬を伝っていくのを俺は観てしまった。
「カズマ.....?」
急いで駆け寄ると、カズマは妙に慌てた様子で「これは違うから!!」と弁明を始めた。
「こりゃ、生理的なやつだからな!!」
.....わかってるよ。
そう言ってやりたいのに、なんでか口は動かなかった。心臓が耳の近くで聞こえる。これは、【事故】なのだが、それでも好きな人の涙をこんな感じで見られるとは思わなかった。
近くでみるとよりいっそう綺麗な瞳をしている。
淡い空色の瞳が、涙のせいで潤っていてきらきらと光っている。
「.....いいもん見せてもらったなー」
「はぁ!?」
からかいついでに、本音を言うとこいつは面白いほどに食いついてきた。
「忘れろ!!今すぐに!」
「やーだね」
こいつはとことん俺の加虐心を煽ってくる。
カズマのすべてを俺のものにしたい。
俺の純粋な笑顔の裏に隠れているのは、そんな少し薄暗いもので。
この気持ちを、彼はどう受け止めるだろうか。
....わからない。
それでも。
やっぱり、君が好き。
そう心に強く訴えかけてくる心臓の鼓動よ。どうか鳴りやまないでくれ。
.....なんて。
「これじゃあポエマーだな」
「は?なんだそれ」
「なんでもねー」
.....そんな風の強い日の話。
「.....どういうことか説明してくれ」
カズマは、眼前に広がる光景に目眩を覚え、思わず頭を押さえた。
「どういうことってどういうことだよ」
目の前には段ボールを滑稽に着こなした(頭に被り、腕と足にそれぞれ長方体のそれがはまっている)クロノがいた。
カズマは、本気でこいつはバカなのか、などと思ってしまった。いやバカなのか。バカだから、段ボールを被っているのか。
疑問が増えるばかりの頭で、眉間を指で押さえる。こころなしか、頭痛がする。
そんなカズマを見て、やれやれ、とクロノはアメリカンかぶれに肩を落とした。
てめー、だれの権限でやれやれしてんだ。今一番やれやれしたいのは俺だっつの。
クロノはおそらく、その声音から状況を理解していないカズマに苛立っているのだろうが、段ボールを装着しているためその顔は確認できない。
非常に滑稽である。気を抜けば笑ってしまいそうだ。
「なんで、そんな格好してんだって話だ!タイヨウまで、何おめかししちゃってんだよ!」
少し目線を左にやると、頭に装飾を施しており母から借りてきたのであろう明るいオレンジの服を身にまとっているタイヨウがいた
「グルグウィントですよ!」
目を「><」の形に、両拳をぐっと握りしめて、ずいとカズマの方向に前のめりになってくるタイヨウの頭をがっと押さえつける。
グルグウィント.....?それってタイヨウの分身のだよな。
ちらりとクロノの方へもう一度目をやると、何となく納得がいった。ぽんと手を叩く。
「じゃあ、クロノのはクロノジェットか」
「当たり前だろ!他に何があるってんだよ!!」
うーん、段ボール愛好家?などと真面目な顔つきでいうと、激しいデコピンを額に食らわされた。脳味噌までその衝撃が染みてきて、額がじーんとする。
「カズマは?」
「え?」
.....英語で言うと、はうあばうちゅー?
あなたはどうですか?ってな意味だよ。なんて、脳内で自分に解説をいれる。
俺も?やんのか?これを?
1単語ごとに疑問符を浮かべて、もう一度大真面目な顔(一名、表情は確認できないが)の馬鹿二人を見つめる。
かち、こち。
時計の温かい秒針の音を暫く聞いたあと、やがて神妙な面持ちをして、カズマは口を開いた。
「.....俺も段ボールを装着すればいいのか?」
「ちっがいますよ!その段ボール....じゃなくて、クロノジェットの一部はクロノさんの特権なんです!カズマさんの分身はルアードです!」
.....こいつ、今段ボールっつったよな。
「【カードキャピタルのイベントで、ストライダーズがコスプレ参加することになったから、衣装持ち寄れ】って昨日LINE送っただろ!?」
「そうだっけか」
「そうですよ!」
はぁ、と目の前の馬鹿たちはため息をついた。
なんだかすごい呆れられている。なんかリフジンというやつではないのだろうか。
こいつらの反応が気にくわないので、ぼんやりとしている記憶を探ると、確かにそんなことを言っていた気がしなくは....ない。
「わかった。衣装に着替えてくる。」
二人の反応に、東海林カズマのプライドが目をさましたらしい。頼むから今は寝てろ。
そう思うのに、言葉はすらすらでてくる。
「えっ!?衣装は持ってきてるんですか?」
「ああ、」
持ってきてない。
心のなかでそう言葉を繋げて、「当然だろ。エイプリルフールだから嘘ついてただけだ」なんて適当なことをぬかす自分の口を恨めしく思った。
ちなみに今日はエイプリルフールではない。
そそくさと部屋を出て、ポケットに手を突っ込み走り出した。
さぁ。いざ衣装探しの旅へ!
そう、心の表面で意気込んだいまのところノープランのカズマの首筋に、つうと冷や汗が伝った。
ばたんっ
騒がしくコスプレ会場と化した一室に、カズマが飛び込んでくる。
「...よぉ。.....待たせ、たな」
ぜーぜーと息を切らしながら壁に背中を預けている、普段は低燃費でクールな彼の姿に、クロノとタイヨウは顔を見合わせた。
しかしまず、驚くべきは彼の衣装だ。その衣装は、二人のトラウマを大いに刺激してくる。
どうする?とクロノが目線で合図すると、
全てを受け止めましょう、との返答が大聖母タイヨウから返ってきた。
やがて、二人はくすりと笑いをこぼす。
「黒いマントだなんて。ギーゼのときのカズマさんのコスプレですか?」
「割りと洒落になんねぇな」
あはは。乾いた笑いが一室を満たす。
そう。カズマは漆黒のマントを身にまとっていた。つい最近、嫌というほど目にした姿だ。
場をフォローしようとぎこちなく会話を続けるクロノとタイヨウ。
しかしカズマの様子がおかしい。肩をぶるぶると震わせている。
....これは怒りを隠すためのものであろう、とクロノの勘が告げた。
「.....これがっ、これが、衣装なわけねーだろ!衣装だとしたら、不謹慎すぎだ!」
「そうだよな」「そうですよね」
同時に安堵の言葉を漏らす二人だが、ふと疑問が湧き出る。
「なんで、この状態で来たんだ?もったいぶってんのか?」
後半は少しからかうように言うと、カズマはほんのりと頬を赤くした。
「そ、それは....」
ぷい、とそっぽを向いて誤魔化すように視線を下にやる。
そんなカズマの姿に、不覚にも胸の奥の辺りがきゅんとしてしまう。
「なんですか?言ってみてください。」
無自覚に煽りまくるタイヨウへ、尊敬の眼差しを向けないようにするのに相当の体力を要した。すげぇよ、お前。
カズマは、意味のない母音を吐いて、しばらく空白の時間を作ったあとに、ゆっくりと口を開いた。
「る、ルアードの衣装は....すげー胸のとこが、空いてんだよ」
かち、こち。
秒針の音が、妙に大きく聞こえる。
えっと。それってつまり.....
「恥ずかしかったのか?」
「ばっ.....!?」
ここまで、かあっと目元を一気に赤く染めあげたカズマの姿は、レアだ。写真を撮っておきたい。
そうか。恥ずかしくて、黒マントを着てたのか。男だからそう気にすることは無いだろうに。
.....いいや、カズマの胸筋はなかなかあったはずだ。俺たちにからかわれると思った、とか?
からかうなんて、そんなはずはない。取り敢えず一つ言えることは、ギーゼのときのカズマの裸体を思い出しすぎて鼻血が出そうだ。
「カズマ.....」
段ボールの上から、鼻を押さえながら優しく語りかける。
「脱げ」
「え」
「はやく!」
「なんだよ突然っ!?」
目元に涙を溜めているカズマに構わず、マントに手をかける。
「僕も加勢します」
タイヨウも目をぎらつかせながら参加してくる。
すごい!俺たち今ユナイト(結束)してる!
カズマからみれば、段ボール男とぶかぶかの女物を装着した少年に襲われている、という図になるのだろうか。
.....シュールすぎる。
「ぎゃああああああ!!やめろぉぉぉ!!」
不憫なカズマの断末魔が、部屋中に響きわたった。
はぁ、はぁ。
荒くなった三人分の呼吸が部屋に反響して耳へ返ってくる。
寝転んだ状態で、少し視線を横にずらすとぐしゃぐしゃになったマントが放られているのが確認できた。
へへ、と思わずクロノは笑いを溢す。
カズマはすっかりマントを脱がされて、ルアードの姿を晒している。まだ、見てはいない。楽しみは取っておきたい方なのだ。
「わぁっ!かっこいいです!」
タイヨウの興奮しきった声が耳に届く。
その声に、がばっ。ゾンビ映画さながらに起き上がると、タイヨウのきらきらと朝露のように輝く瞳が見えた。どうやら、もうカズマの姿を見たらしい。
クロノはゆっくりとカズマに視線を向けた。
向けて、驚いた。
魔女のようなとんがりぼうしが華やかで、全体的に爽やかでありクールな印象を抱かせる。髪は、ちょこんと数少ない三つ編みが前で施されており、それがまた可愛らしい。
とんがったヒールはどことなく、カズマの性格を表しているようでクロノは微笑んだ。
鼻血を出しながら。
「ちょ、おい!クロノジェットの頭部が血に染まってんぞ!」
大丈夫か、とこちらに近づいてくるカズマを止める。
「近寄るな」
「は、なんで.....」
困惑の表情を浮かべるカズマが首を傾げたせいで、三つ編みがぴょこりと生き物のように動く。
クロノは、うっ、と鳩尾をなぐられたかのような声を出し、胸を押さえる。
「かわいい.....」
小声で呟き、小さくガッツポーズをとるクロノを、カズマは訝しげに見つめた。
やがて、やれやれと頭をふった。
その後、どこにそんな語彙力が眠っているんだと思わせるくらいなタイヨウの誉め言葉に悶絶しつつその一日は終焉を迎えたという。
【余談】
「それにしても、すごいクオリティですよね」
「何で作ったんだ?」
「は?」
「は、って何だよ」
「さすがに作ってねーよ。俺、裁縫得意じゃねーし」
「.....じゃあ、一体....」
「ドンキで買った」
「ドンキ。」
このくらいか
384:ミルク牧場◆X.:2018/04/28(土) 01:45最後のやつ頭悪そうな小説だなぁぁぁっ
385:ミルク牧場◆X.:2018/04/28(土) 01:45ねぇトラウマ鬼丸家の小説は???
386:ミルク牧場◆X.:2018/04/28(土) 01:47なんも考えてナッシング
387:ミルク牧場◆X. あらすじっぽいこと書け:2018/04/28(土) 01:57 【オレンジピールを少し添えて】
「.....俺の恋は、甘くて酸っぱくて苦い。」
片思いの相手である新導クロノと文化祭をまわることになったカズマだが、思いもよらない事故が多発し....?
壁ドンに床ドン、間接キス!?どうなってんだ俺の今日の運勢!??
そんなテンションのドタバタギャグなクロズマ!
【リナリア】
「この恋に気づいて」
とうとうクロノに告白したカズマ。
でも、あれ?....もしかして理解されてない?
鈍感すぎるクロノに、振り回され続けるカズマはついに反撃を試みる!?
まったく....こっちの身にもなれっつの!
【はりねずみのジレンマ】
「いつも素直でいろよ!」
付き合い始めて数週間経った頃、クロノはカズマの心の声が聞こえるようになってしまい....!?
いつもはツンツンしっぱなしなカズマの心の中は、天邪鬼すぎる。
少し触れると「落ち着く」だの「もっと」だの、こっちが恥ずかしいわ!!
#私君幸せを使って文章を作ると性癖がわかる
ってタグがあるみたいですよー
是非、やってみてくらはい
私の回答→私は君と幸せを食らう
(クロズマかな?)(クロズマかな?)
勇気がなくてラジオ見に行けない(は?)
392:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:08友達がgみはじめて、すんごい長文メール送ったったけど、ドン引きしてないかな(してる)
393:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:10いーなー大ヴァンガ祭いきたかったなーいきたかったなーいきたかったなーーーーあーいきたかった
394:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:10くっっそ!!!都会民が!!!!!
395:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:11ラジオ読まれました(素振り)
396:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:45ラジオ読まれました!!!!!(ガチ)
397:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:45嘘だろ.....
398:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:46あっ(死)
399:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:46こっちが幸せ絶頂期だわあほ!!!!!(本日の脳死レス)
400:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:46幸せのよんひゃく
401:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:46アアアアアアアア
402:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:47メールが凄いことになってる
403:ミルク牧場◆X.:2018/04/29(日) 00:47祝えや
404:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 00:48おら
405:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 00:48夢かこれは
406:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 00:49読まれたとき、おもっきし「うえっ」って言って机に頭をストライクショットしたからね
407:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 00:49幸せすぎて明日死ぬんか?南海トラフくる?
408:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 00:50くるなら、考査の前にこいや(114514)
409:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 00:50あほかお前
410:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 00:53わい、「友達とファイトして」という単語をだし、その本人に「それって私?」って聴かれて恥ずかしい
411:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 00:53二週目きめろ
412:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 01:05もっかい見たけど、なんかすいません
413:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 01:06ありがとう.....
414:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 01:09今日だけで30件くらいメールのやりとりしてんの狂ってる(記録更新中)
415:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 01:21小説板の小説アドバイスしてる方すげーな
416:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 01:21なんか、すごくすごい(そーゆーとこだぞお前)
417:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 01:24私もアドバイスしてほしいが、全部クロズマwwwwwwww
418:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 01:24いやまて。魔女集会パロあるよ
419:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 01:32なんで、深夜に自分の小説読むとまともに見えるの??深夜マジック?
420:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 01:44放課後の教室でキスって背徳感でメシ3杯いけるわ
421:むぎゅ。:2018/04/29(日) 01:48
400レスを超えていらっしゃいますがおめでとうございますこんばんは!!!
【題:高校生には早すぎる】
木のほんわりとした暖かい香りが漂う教室で。俺たちは何となく立ち尽くしていた。
行儀悪く机に腰をかけているカズマは、なんだかいつもと違う。【そういう】雰囲気だ。
さっきからカズマとは目が合わない。俺は彼の瞳が好きだ。淡い空の色。消えてしまうんじゃないか、なんて、見ていると不意に抱き締めたくなってしまう。
「カズマ」
声を出す。その声は掠れていて、緊張で体に力が入りまくっているのが悟られてしまいそうだ。
カズマは、大袈裟なくらいにびくりと体を震わせた。
それから、ちらりと俺の方に目を向ける。
その目が。
窓から差し込むオレンジ色の光が混じっている。
綺麗だった。
.....好きだ。
お前のその目も、声も、髪も、ひねくれた性格も、全部。全部だ。
「なぁ。」
ひたすら俺に見つめられて照れたのか、頬を赤らめさせたカズマは、そっと俺の手の甲に触れた。
「ちゅー.....しよう、ぜ」
気がつけば、カズマの瞳が目の前にあった。俺が少し乱暴に引き寄せて、カズマに口づけたのだ、と理解できたのはもう少しだけあとの事だった。
その瞳に俺がうつりこんだのが、確認できた。
今、俺だけが、お前の頭を支配している。
言い様のない興奮が、ぼんやりと浮かぶ。
「はっ、」
ゆっくりと離れる。
二つの影がフラりと離れたのを視界の端の方で、捉えた。
「おい」
教室に、いつもより少しだけ高く上擦った彼の声が響いた。
「なんだよ」
「ファイトしようぜ」
「夜の?」
「あほか」
ぶっ、とふたりそろって吹き出した。
「よし、帰るか」
俺はそっと、手を差し出した。
カズマはそれを酸欠のままの頭で、ぼんやりと見つめたあと、意味を理解し頬を染める。しかし、それは夕焼けのせいでそう見えただけなのかもしれない。どちらにせよ、カズマはこう見えてウブなのだ。そーゆーところも嫌いじゃない。
カズマは、そろそろとした手つきで俺の手をとった。
そして、妙にかしこまった顔つきで、ちゅ、と可愛らしい音をたてて、俺の手の甲にキスをした。
「.....なんだ今の」
「これからもよろしくのキス」
はぁ。俺のため息が教室に響く。
「そーゆーことしてるとホントに夜のファイトするぞ?」
「色気のねー下ネタは、女子に嫌われるぞ」
は、と笑いをこぼすカズマにぽつりと言った。
「お前にだけ好かれてればいい。」
「は、.....ばかかよお前.....」
かあ、とまた頬を染めたカズマの額に軽く口づけようとすると、さすがに殴られた。彼曰く「しつこい」だそうだ。しかしその顔はまんざらでもなさそうだった。
.....余談だが、夜のファイトもしなかった。
>>421 ありがとうごさいます!!こんばんは!もうそろそろ寝ますけどね.....w
424:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 02:19こんなssで、客人を向いれたのかあんたは
425:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 02:20寝なければ.....
426:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 02:42ラジオ読まれた事実が今じわじわきてる
427:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 02:42これ、【ミルク牧場】って名前でやったからぴくしぶの人とかわかってるのかもw
428:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 02:45どちらにせよ【東海林カズマへの劣情詰め】っていうタイトルでssまとめだす
429:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 02:45酷すぎwww
430:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 11:20おはよう
431:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 11:28昨日小説なんか書いてたのか(記憶喪失)
432:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 11:28やっぱ一人称の方が安定してる気がする
433:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 12:19ライカ聞いてたら、あまりにも理想のクロズマだったんで、夕日に向かってダッシュしたい
434:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 12:19青春は青い春を連れ去ってしまう
435:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 12:20なんかさ、切なくも爽やかなんだよな。絶対イメージはパステルカラーだよ
436:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/29(日) 12:23神物書きになりたい雑魚物書きあるある:目と髪の描写を入れたがる
437:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/30(月) 18:58ストライダーズのオタクは5/15に殺されるらしいから気を付けろよ〜(私)(私)
438:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/30(月) 18:58私やんか
439:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/30(月) 18:58試聴くるか.....(ゲンドウポーズ)
440:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/30(月) 18:59なんか死ぬらしい()
441:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/30(月) 18:59歌詞がやばくて、爽やか風味って、それ理想のストライダーズなんだが?????
442:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/30(月) 18:59バトリの声帯よこせ
443:ミルク牧場◆X. ラジオ読まれた:2018/04/30(月) 19:00このひとこわい
444:ミルク牧場◆X. 5/15試聴で死す!:2018/04/30(月) 19:00おらよ
445:ミルク牧場◆X. 5/15試聴で死す!:2018/04/30(月) 19:01ちょうど444レスw