時を駆けて、初恋*します。(969)

リリカ@恋歌◆Wg:2018/01/21(日) 21:18 [返信]

屯所に戻り、ちょっと暇を持て余す。
でも、みんなは真面目だし・・・。
私は、今朝もらった、浅葱色の隊服に身を包む。

「なかなか、似合うんじゃない〜?」

姿見がないのが、残念だけど。
私は、腰に刀を差す。
いっちょ前なサムライに見えるよね?

「むふふ。私も、手伝いたいなぁ・・・」

活躍を見たい。
そおっと屯所を抜け出そうと・・・。

「城里!どこ、行くんだ?」

げええっ! 
まずい、よりによって面倒くさい隊士にバレるとは・・・。

「ど、どこも・・・」

隊士は、ニカッと笑った。

「茶を、飲もうぜ」

ふぅ・・・。
案外単純な奴で、助かった・・・。
私は、今度こそ屯所を抜け出して、京の町を走る。                                                   

夢の中のキミと(48)

相原梨子◆x.:2018/01/21(日) 21:08 [返信]

4.水筒事件

荷物を置くと、みんなひとつのベッドに集まって女子会を始めてしまう。
仕方なく、ひとりでみんなの健康を確認してカードにまとめて提出する。

「あ〜!お茶なくなっちゃったぁ〜!鬼頭さんさぁ、暇だよね〜。食堂行ってもらってきてくれる?」

「は、はいっ!」

まだ名前を覚えていない子だ。
水筒をポンと投げてきて、またおしゃべりに戻る。
これで関われるようにしなくちゃね。
食堂へ階段を下っていく。
水筒に名前、書かないんだ、この子。

「あれ?琴ちゃん。ちょっとぉ、聞いたよ。クラスで浮いてるって」

「大丈夫、大丈夫。大したのじゃないし、最近ちょっと体調悪いから学校行けてなくて…」

「琴ちゃん負けないで。私が付いてるから大丈夫っ!」

小学校の時、ちょっと他の子より多く一緒にいた友達、穂乃美が肩を叩く。
穂乃美、上手くやってるのかな?
ボーッっとしていると、階段を上ってきた子に「ちょっと…」と言われた。
あわてて避ける。

「おーい、琴ちゃん!水筒、食堂行くんじゃなーいのっ?」

「うん、そうそう!穂乃美、バイバイ」

手を振って穂乃美と別れて、階段をドドッっと下る。
食堂に着くと、花村先生がお茶当番をしていた。

「あら、鬼頭さん。お茶が進むのね。体調も悪くなさそうで。海村さんたちとは大丈夫?」

「大丈夫です!」

水筒を差し出すと、ちょっと顔を険しくする花村先生。
どうかしたのかな?
花村先生はこちらを見る。

「大丈夫じゃないんでしょ?この水筒は彦坂さんの水筒だから。名前もここに書いてあるわ」

水筒を見ると、しっかり『彦坂とと』と書いてあった。
ヤバイ…ダメなやつ?

「私が持っていくって言ったんです!室長だから…」

「鬼頭さん、室長もやってるの?海村さんに、室長はお願いしたはずですけど。どういうことですか?」

え…。
ここで失敗したら、きっと…うんん。
絶対、海村さんに怒られちゃう。
彦坂さんにも。
そんなの逆効果だよ〜!

「もういいです。高橋先生、お茶当番代わってください。さあ、鬼頭さんの部屋は何号室?」

「101号室です…」

花村先生を部屋に案内する。
どうしよう、どうしよう!
海村さんに何て言われる?
元々は、花村先生が協力してくれるとか言ってたじゃん。

「ここです…」

花村先生は、ドンッっと部屋のドアを開けて、彦坂さんに詰め寄った。
海村さんたちも動揺している。

「鬼頭さんにお茶入れされたのは、彦坂さんでまちがいないですよね?」

お願い、あんまり言わないでっ!

届け!この思い 〜言葉に載せて〜(16)

らいみぃ:2018/01/21(日) 20:42 [返信]

次回、ラブシーンぶち壊しが入るぜ。

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