>>38 千崎
ええ。一年坊でまだ私を知らなかったみたいだから、初回サービス。帰してあげたわ、優しいでしょう?
(その時を思い出したのか短く舌打ちし、ふざけた調子で口にして影の落ちた笑みを浮かべ
あらあら、その貴方の時間に何もしてないじゃない
(口元に手を当ててクスクスと笑っていたが、貴方の動きに目を丸くして呆気に取られていたが、ハッとして微笑むと麦わら帽子を目深に被り直し
>>39 野光
──優しい? 初回サービス?
(眉を潜め、本気で激怒させたら……と問題児的な傍迷惑な心が囁いた。あとでやってみるかと思うだけに止め、特段突っ込まず受け流し、)
酷いな。ぼくはただなにも考えず怠惰に惰眠を貪っているだけ。
(何故被り直した? と疑問に思いつつ、力か何かかなと脳内で結論付けると手を離し)