大丈夫、安心して。僕は朝凪 千歳だから!
( その不安は夜の闇からでも充分に伝わって。また充分に理解できるもので。口許に手をあてがいメガホンの如く、此方も大きな声で聞こえるように自分の名を知らせ。この際敵味方など関係無かった、ただ生きることが最優先だと考えて。前が見えないために手探りをしながらではあるが、1歩ずつ相手の元へ近付いて。 )
>>84 ルアちゃん
真っ赤だね…
( 血に染まったそれに喉の奥がヒュッとなる感覚を覚え。しかし戦闘を避けてきた自分のフロックコートの汚水はゾンビの表面的な汚れを帯びた鉛のような色であり。それが彼と自分の差だろう。そして、先程の言葉がリフレインして。頼られている自分が、こうも恐れていてはきっとダメなのでは無いか。そんな思いが口の傍から漏れて )
僕も、逃げてばっかじゃダメなのかな。
>>85 要くん
良いだろ、逃げてばかりでも。
この世界で生き残るのに必要なのは、奴らを殺す力や意志だけじゃないと俺は思う。そう思うから、俺は『こっち』についたんだ。
(いつも物を考えてから発言するのが彼であったが、今回は迷いない、真っ直ぐ前を向いて上記を即答し。それは、相手の言葉の途中であったにも関わらず、それを遮るようにして。一瞬、自身が身に纏うエプロンにふっと視線を落とすと、相手に向き直り、にっと小さく口角を上げながら、)
心配しなくても、あんたにしか出来ない事があるんだぜ、朝凪。……俺は、あんたに変わって欲しくない。
(少し、言葉足らずかも知れない。自分の悪い所だなと反省しつつ、相手に伝えたい事を淡々と口にし。)
>>86 千歳さん