その人?いちのせ、しらないよ?
( 誰もいないなぁなんて思った矢先目の前に突然男の人が現れ。少し驚き大きな目をさらに大きくして。当然一ノ瀬よりも背は高くしゃがんで目線を合わせてくれて少し嬉しく思い。そうだ、聴かれたことに答えなければ、とこてんと首を傾けさらりと下ろしていた髪の毛が揺れ上記。そう言えば最近は誰からも依頼されてないなぁ、まぁ募集もしてないしあたりまえか。なんて小石ばかりの地面を見つめ。誰も知り合いもいないしこうやって話せたのもきっと何かの縁だよね、なんてぱぁって顔を輝かせて上を向き文句を言わせないようにんふふ〜と笑い。一緒に探せばこのおっきな人と仲良くできるんじゃないかととろっとろな脳みそを使いそんな作戦を思いつく。相手の名前なんて知らないけど多分いい人だよねぇなんて。写真を持っていた手をぎゅっと握り、 )
その人探し
いちのせにも手伝わせて欲しいです!
>>8 蛙さん♡
( 相手の返答に対し感謝を述べることもなく、そうだろうなと一人で納得しては、写真と共に手を引っ込めようと。そこに華奢な手が伸びてきたものだから、驚きは表に出ないものの、目線は自身の手元から相手へ、先程までぼんやりとしか捉えていなかった少女の姿に焦点を合わせ。薄暗い路地にいる故のものだと思っていた服装は実際に黒く染まっているようで、その姿が記憶の端をつつく。派手な色合いの髪と、幼い容姿。いつだったか、知り合いに聞いた業者の特徴と、目の前の少女のそれは一致していた。ぼんやりとしか覚えていないのは、あまり関心を持たず聞いていたせいだろう。思考を遮るように響いたのは手伝いの申し出。写真の人物がなかなか見つからないのは事実だが、わざわざ手伝ってもらうほどのことでもない。小さく首を振れば、断るにもなにかしらの理由をつけようと宙を見つめ言葉を探して。結局無難な言葉に行き当たったが、彼女はこれで納得してくれるだろうかと返事を待ち。 )
いや、いい。危険だからな
>>9 一ノ瀬