>>58
「お前まだそこにいたのか…人増えてるし……」
戻ってきた男は呆れ顔で二人を見ていた。
「臭いっ!そもそもなんでお前は死体の手当てとかしてるんだよ!!」
戻ってきた相手を見て
「何だテメエ、もう戻ってきたのか。」
と言う。
手当の理由を聞かれ
「ああ、これは死体の腐った場所からウジ虫が湧かないようにするためだ。ほら、よく見てみろ。」
と死体の包帯で巻いた部分を何か企んだ表情で近づけて見せる。
「そういう成分があるしな。ついでに俺は煙草も吸ったことはないし吸いたいとも思わない。」
「お前も吸いたくなっても間違っても吸うんじゃないぞ?中毒になった奴が数人いたからな。」
「……死体の冒涜はともかく、能力に頼りきりにはなるなよ?じゃあ、俺はおさらばするからな。」
ちょっとした忠告をして。
>>60
「ふむ、アンタはさっき此処にいたと。」
「この気味の悪い光景と悪臭をまた見に来るなんて相当クレイジーだな。」
「さて、俺はこの臭すぎる場所から退散するとしよう。」
そう言って死臭の酷いこの場所から離れていき。