>>190
セキ/
ぼ、僕、だ、大丈夫だよ・・・?
(ナツの後ろから相手をちらっと見て上記を言い「ふ、二人とも、友達・・・」と少し笑って
「……ねえ、あの子飼っていい?」
『駄目です。どうせ五十年もすれば世話しなくなるんですから』
(弱気な笑みに庇護欲でも刺激されたのか、冬花は真顔で凪冴に訊ねる。そして即却下された。)
「冗談だよ……。じゃ、友達ってことで。よろしくね、セキ」
(さっきは驚かせてゴメン、と申し訳なさそうに微笑んだ。)
>>200
「ぱーてぃー……?」
(大量のブドウ糖を数える店員を無視して、小さく不思議そうに呟いた。)
「寡黙で引っ込み思案で他人嫌いな君がそんな席に出られるの?」
(――これ正装じゃないから、君が見たのは違うんじゃないかなあ。
返そうとした言葉と実際に口をついて出た言葉が入れ替わる。
目を通したすぐ後に喋ると、たまにこうなってしまうのだ。)