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>>39 レナ様
そうね、とだけ短く答えると、小さな抜け穴を通って地上に顔を出す。土のついたコートを払いながら、辺りを見渡し、
「 危機が迫っていることを知らない人々は盛んに働いているのね 」
沢山の人々が道を塞ぐのを見ながらそう呟いてみる。
>>40 ルカス様
「 叱ってくれる上司がいるだけ十分なのよ 」
ふと、一度、一瞬、アマキの笑みが剥がれ落ちる。しかし、それは瞬きの間に消え、また不可解な笑みを貼り付けると、宙に炎の壁を作り出し、氷を素早く溶かす。
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>>41 アマキ様
「……お前に言われる筋合いは無い 」
相手の表情を見て一瞬言葉に詰まるが、気を取り直し今度は氷を足場にして相手へ殴りかかる。そういえばこいつはどうやってこの庭へ進入してきたのだろうかと疑問を持つが今はそれどころではない。
「さて、そろそろ終わりにさせてもらうか 」