>>186
話を真面目に聞く気は無さそうだが、
期待はせずに理由を説明する。
「アレは危険な化学物質、平たく言やァ爆薬だ。
しかも特定の条件下で固体になるんだが、
もし固体のグリセリンを誰か他の奴が拾い、
うっかり開けたり衝撃を加えようモンなら、
そいつが感染体だろうがそうじゃなかろうが、
早えェ話、俺達人間の命が危なくなるんだ。
それが付近の科学研究所から3つ、消えた。
後は分かるな?それの扱いが分かるのは、
この辺りでは俺だけなのは確かなんだ。
アレは俺が持ってなくちゃならねェ……ッ!」
彼は、そう早口で話しながら、周囲を見回す。
急を要する事態なのは火を見るより明らかだった。
>>萌衣
>>187 栄敬
ご説明どうも…
(事の重大さを実感したので、口をゆっくりと閉じる。致し方ない、相手に協力する事にした。溜息をついて、重い足取りで探し物を始める。)
何でアンタが扱えるのか、そして何者なのか…色々聞きたいことはあるけど…
(ガサガサと物音を立てながらゴミ箱を漁る。一瞬溜めてから口を開く。)
何か創作意欲が掻き立てられるワケ。
別に命がどうのこうのは関係無いから。
インスピレーションの為。勘違いしないで欲しいワケ。
(素直になれずに、自分の創作活動の為だと嘘を付く。自分が天邪鬼である事を静かに恨む。相手と目を合わせないようにゴミ箱の音を大きく出しながら探す。)