(無慈悲にも向けられたそれに対し、ゾクリと背筋を駆け上がる快感。それを無視して。行き場のない両手を後ろに回し組むと、自らの武器に手を伸ばすことはなく。無視された言葉と温度を持たない鋭利な矢。この子は元からこんな感じのこなのだろうか。それとも廃れた世界が少女を変えたのか。できれば仲良くなりたいけれど、仲良くなれるかしら。力なく笑みを零せば宥めるように。)
強いんだね? そんなに小さいのに。
>>702 美加ちゃん
>>703 由香里...さん
.......生きてるのなら....当たり前......
(照準は正確に誰かの首、寸分の違いなく急所に連なる必殺の部位を
戸惑いもブレもなく捉えていた.... 自らに関わるのなら自身の「当然」、
それを相手に理解させ 反応を交わし合う。...異常ではある、しかし 今における当然とも言える )
.....私に....何を見た.... ? .....何で もう折れていない.....?
>>704 戮
...........ごめん。
(語気が少々怖くなった戮にびくっ と、いっそ分かりやすいぐらいに驚き
しおしおと力なく謝りながら、少女は上着を軽く叩いて 陸に差し出した... )
.......そうする .... でも、戮...... 私..... 電気、使い方......分かんなくて.....