>>79
あ、あっちの方に誰かいるみたいですね……
(耳を澄まし、話し声が2つすることに気付く。)
さっきの先輩達みたいにピリピリしてるなら、あまり近づかない方が良さそうですけど……せ、先輩みたいに助けてくれるかも。……ちょっと行ってみていいですか?
(少し考え、不安と期待を込めた目を相手に向ける。回答を仰ぎながらも足は既に声のする方向に向いている。)
…あの女の子…
(修道服の少女を見詰め、思考する。)
多分、異能なりたてだね。ネアン、後輩じゃーん
(場の空気を和らげようと茶化してみる。しかし相手の目を見て一旦口を閉じる。)
良いけど、相手がどんな能力か分からないから。
あたしも…行くよ
(止めても無駄だと察するが、どうしても不安をぬぐいきれない為自分も名乗りを上げる。)