>>88
「…ふぅ…」
笑い終わり、ため息をつく。
そしてリオネクトの方を向いたかと思えば。
「笑ってすいませんね。大丈夫ですよ、団長。誰にも言いませんから」
親指を立てて任せろ、とでも言うように断言する。
「だってこんな面白いこと、バラしちゃ面白くないですもんねぇ?」
怪しい笑みを浮かべているのがわかる。
いたずらに使う材料としてなのか、それとも脅しなのかはわからないが
どちらにせよ悪いことを考えてることに違いなく。本当に騎士なのかわからない。
ああもう...お前は悪魔か何かか...
(疲れ切ったような顔でクライシスの方を向く。よく見てみると、その目は涙目だ。)
もう...部屋に帰って寝るわ...
(そう言って柵からぴょんと飛び降り、私室へと向かう。
その途中でいきなりカエルが飛び出し、顔にくっついてしまった。
そのせいで((なぜか))倒れてしまった。)