>>52
「…ふ、期待に応えられるよう、頑張るよぉ」
少しだけ笑えば、突っ込んでくる大蛇を視界にしっかりと捉える。
距離がだんだんと近づいた頃、素早く真正面に向かっていき。
ぶつかる前あたりで姿勢を低くし、大蛇の足をナイフで思い切り切る。
うまくいけば、動きが鈍り更に攻撃をかけやすいという考えで。
戦略もなにもないが、流れるような動きで仕掛けて。
>>53 副隊長殿
(確かに、ナイフは大蛇の肉厚な鎧を裂いた
それは紛れも無い事実であり、大蛇に痛みが加わる…確かに一撃は入った)
大蛇が前足を振り上げ、鋭利な刃物が折り重なった様にすら見える
5の鉤爪を振り下ろす
(ナイフ程度の刃渡りでは、大蛇に擦り傷以上の痛みを与えられる筈がなかった
ましてや、切ったのは巨大な体を支える足の1つである、肉が薄い筈がない)
「〜〜〜っ!!(し…信じてるでありますからなっ!?)」
(竜狩りは、1人木の上で焦る…追撃に適したタイミングでは無かった)