>>54 ヘイネさん
「…っ、かっ…たいなぁ…」
ナイフを素早く抜き取って大蛇と間を空ける。
そして数本のナイフを取り出しては首を狙い投げる。
そのうちに背後へと回る。
こちらが不利で、大した攻撃も出来ていない。
しかし副隊長はその状況を少しだけ…楽しんでいた。
>>55 副隊長殿
(ナイフを持った人間が距離を開け、巨大な首に向けた攻撃を仕掛けるが
大蛇はそれを無傷で弾いてみせた…)
瞬間、右首と中心の首が素早くうねり、飛ばされたナイフを喉の骨板で弾いた
尋常ではない強度に加えて、上手い事当たる位置を調節して衝撃をも受け流す
(そして人間が背後へ回ったのを確認すると、尾を振り回しながら
右首から方向を転換して人間を追う)
「ーーーーーっ!!?(ま、まさか…まさか策も何も…っ!?)」
(当然、竜狩りは構えを解かない…だが確実に焦っている)