>>55 副隊長殿
(ナイフを持った人間が距離を開け、巨大な首に向けた攻撃を仕掛けるが
大蛇はそれを無傷で弾いてみせた…)
瞬間、右首と中心の首が素早くうねり、飛ばされたナイフを喉の骨板で弾いた
尋常ではない強度に加えて、上手い事当たる位置を調節して衝撃をも受け流す
(そして人間が背後へ回ったのを確認すると、尾を振り回しながら
右首から方向を転換して人間を追う)
「ーーーーーっ!!?(ま、まさか…まさか策も何も…っ!?)」
(当然、竜狩りは構えを解かない…だが確実に焦っている)
>>56 ヘイネさん
「っと」
身軽な動きで間を取る。追って来る大蛇を目で捉え、後ろへとさがる。
どうにか弱点を見つけられないかと考えつつ
先程の足の傷口に向けて投げナイフをし。
焦るヘイネを見れば、なんとかなる、とでも言うように笑い。
その様子はいつもの副隊長。
こんな状況でも、運が悪ければ死ぬかもしれないというのに。