【>>74 千鶴さん】
まずい、確実にまずい。遊ばれている…あっちがその気ならこっちだって…「私メリーさん、多分近所の馬場さんの家に居るの…」終わった。パニックになり過ぎて、訳の分からない事を言ってしまった。え待って、メリーさんの電話ってかけた側がこんな怖い目に合うんだっけ?いやどんなことであれ、電話を仕事にする詐欺師が負ける訳には行かない…!リトは静かに次の電話を待つ。
>>75 リトさま
ふふ、と、思わず笑いを漏らしそうになってしまった。
メリーさんって最後は『貴方の後ろにいるの』で終わるんだったっけ?さて、この近くに馬場さんと言う家はあっただろうか。
記憶を探りつつ、指をくるくる、と回す動作をする。さて、この楽しいやり取りはいつまで続くのだろうか。そう考えながら、相手に感情が伝わらないよう少々間延びした声で応える。
「馬場さん…何処でしたっけー?いつになったら事務所に来るんですかー?」