【あ、上のコメ/付けんの忘れてました。】
( / ゆっくりでいいですよ!ゆっくりで!基本的に私も低浮上ですので! / )
>>15
( / 大丈夫ですよ!キャラクターの会話と裏の会話の区別ができればいいので! / )
>>16
( / 全くその通りで御座います... / )
>>13
( / 初回投下、確認有り難う御座います!能力の追加、了承しました!それでは絡ませていただきますね! / )
退屈そうにひとりカードゲームをしていると、不意に眠気が襲ってくる。それを振り払うわけでもなく、開けっ放しにした窓から入ってくる優しいそよ風に身を任せ、こくり、こくりと眠たそうにしていると、冷たい風が体を冷やす。先程まで無防備な下着姿だった彼女は、冷たい風に吹かれ大きなくしゃみを一つ。近くに脱ぎ捨ててあるパーカーを手繰り寄せ、それを身につける。しかし、冷たい風は止むわけでもない。窓を閉めようと立ち上がり、窓の方へふらふらと歩いて行き窓を閉めようと手にかける。しかし、目に入ったものを無視できるほど彼女は大人ではなかったようで。窓から身を乗り出し、ドアをくぐる影を見届けると古臭い本を机から取り出すと、走って玄関の方へ。階段をかけ下がりその場にいる人物に一言。
「シーエルっ!暇!?暇だよね!?」
はぁ、はぁと息を切らしながら言った言葉がこれである。それ以外にも帰ってきた人にかけるべき言葉はあるはずなのだが、とにかく暇でしかなかった彼女が放った言葉はそれであった。孤独は毒だとよく言われるものの、暇はもっと毒である。そう、彼女の顔が喋っていた。キラキラとあくまであることを忘れさせるような笑顔を見せ、手品のようにトランプを取り出しそこら変に撒き散らす。もっとも、拾うのは彼女なのだが。