>>259 茜【砂】
《 ........ 》
〈 エンキハーツの言う通り叫ぶ茜!...するとどうだろうか
今の今まで人の小娘がいうことなどまるで意に介さなかった砂の怪人は、
大人しく腕を下げ、進む勢いをピタリと止めたではないか 〉
『 ...ハァ〜...ぶったまげちまっただァ...アンタ、怪我ないけェ?』
(足についた砂を払い、ヨッコラセとエンキハーツが立ち上がる)
…え、ええ、大丈夫よ。心配しないで。… いきなり活動を停止させるなんて、『一定の言語』を認識すると反応するプログラムでも組み込まれているのかしら?
( 機械に関する職に就いていた親の受け売りの知識を口に出しながら、
ぶらりんと腕を垂らした砂の怪人を見つめ )
>>260 エンキハーツ