>>27 阿久津さん
( 薄暗い部屋。イメージだけで湿気さえ感じる陰性感漂う中でタンタンッとキーボードの音は鳴る
度の軽いメガネ越しに見えるモニターで処理する事は昨日、そのまた昨日も7年間も変わらない仕事
画面に映っている... 内容と同じくらいに 自分がつまらない顔をしているんだろうな、と考える事すら
毎日考えてしまっているのでは飽き飽きする。そう 考えている間に仕事は簡単なお疲れ様を告げる )
: 楽しんではみないのか
( 職員室を出た後 毎度の事として意味のない呟きを外に言い放つ。聞かれて妙に思われる事は知ってる
それに 実際意味なんてないと思う... そうでもしないと 本当に人間、つまらなく感じてしまう物だから )
( 駐車場へ出る 空模様は 雨。聖成 麻奈実という存在の現在に似た天気、陰気で不安と不幸のイメージ
天気よ 私の友達はお前だけだな... 月並みにすら感じる考え事の途中 生徒玄関辺りで1人の声が聞こえた__ )
... そこの人、傘 持ってるの?
( / 参加許可を頂いたので絡ませて頂きます、これより宜しく御願い致しますね )
( / 絡みありがとうございます!これから宜しくお願いします〜 )
… いえ 、持ってないです!
( そこの人、は私のことだろうか。きょろきょろと辺りを見回し、自分しかいないことを確認してからハッキリと答えて。声を掛けてくれた先生の元へ、とてとてと歩く。一人はやはり寂しかったのだろう、ふ、と安堵したような、嬉しそうな表情をしてから下記問うて。 )
聖成先生っ 。先生は傘 、持ってきましたか ?
>>36 聖成先生