《え?こ、こっちに近づいて来る・・・・・?》
ガサガサ・・・・・
(自分の種族が種族な為、虐めや気まずさを回避する為になるべく一人で過ごすようにしているレイは、二人がいなくなってから寮へ戻ろうと思っていた矢先、遠くからということで気を抜いたからなのか、それともただ単にレイの考えが浅かっただけなのか、まさかの二人ともこっちへと向かってくるという状況に驚き、見つからないように草むらに更に気づかれないように見を隠そうとするが、それによって草むらからガサガサと音がして、逆に正確に位置を知らせているようなものである)
〉〉薫さん、レイカーさん
ほら、この音はきっと兎ですよ。
(ガサガサと離れていく音に、期待はどんどん膨れ上がる。音が止まるまで、粘り強くついて行きながら声を掛けるのは止めずにいて。その表情は幸せそのものであり。追い掛けているのもそろそろ疲れてくる。先回りして捕まえようと思ったらしく、最後にタタタと小走りすると音の正体が辿り着きそうな、出てきそうな場所で待ち構えて。よっこいしょ、としゃがむと再び声を掛ける。)
さ、怖くないですよう。こっちへいらっしゃい
>>22 レイさん
>>22-23 薫 レイ
「───いや、小動物の類では無さそうだ。
草むらから立つ音が大きすぎる。人だなこれは。
だが……敵意も無さそうだ、安全だろう。」
(手に持ったピルムをしまい込み、一息つく。)
「取り敢えず、話だけでも聞いてみるとするか。」
(動いている部分へ回り込んだ薫に合わせ、
挟み込む様に動いて、動いている何かを
確実に捉えられるようにする。)