>>101
「アーサー様が私を守ってくださった日々の記憶です。
この大切な思い出がある限り私は……負けません。
負けてはなりません」
シュガーリアが一瞬、通常の美しい少女らしい可愛らしさを見せた。冷酷な自動人形に戻り言った
「虚無となりなさい。」
>>104-105
「さっきまでの遊びの方が幾分マシだったな。
……心無きオートマタ風情が……。」
(声色にも、ついに怒りの色が浮かぶ。)
「数十年来の重大な発見ではあるが……。
これは世界の行く末にまで影響が出そうだな。
それはいけない…不安の種は潰しておくに限る。」
(エクスキューショナーは更に凶悪に成長を続け、
それでいて男は冷静さを保ちそれを使役する。)
「全く……これではどっちが主人公なのやら。」
(そう言って、静かにため息をついた。)