【博麗神社 境内】
紫
「そう、横枝を断ち、本筋だけをかいつまんで端的に言うとそうなるわね。」
開かれた紫色のおどろおどろしい異空間に通じるスキマに腰掛け、スキマの中から取り出した日傘を差し、日光を遮りながら、"幻想郷を守る"と言う本筋について理解した霊夢に対して肯定を示す。
紫
「その傍若無人な態度、大妖怪を前にしても腰の引けている態度も無く、自分の意見を言える、文句なしの合格ね。貴方になら"それ"も果たせると考えているわ。」
博麗の巫女とは、永遠なる中立を維持しなければならない、それはつまり、いかなる勢力や存在からの威圧にも決して屈してはならず、自らの信念や意思を曲げない者でなければならない。その事から、霊夢の挑発するような言葉に対しても飄々と返し、寧ろその様子で良いとまで告げる。
>>19
【ありがとうございます!!】
だってアンタ、どうみても大妖怪って感じじゃないもの・・・・・どっかって言うとアンタが出てきたその空間の方が、大妖怪って感じがするし、アンタはそう強そうにも見えない・・・・・
(そう言うと「で、博麗の巫女は異変がどうとか、なんちゃら結界がどうとか、妖怪がどうとか特に何も起きていない時はどうすればいいの?」と、後の霊夢とは対照的に、ただただ博麗の巫女という肩書きの何も知らない人間の少女、と言った感じで紫に向ける視線もどこか反抗期の娘が母親に向ける視線のように冷めている・・・・・)
【こちらこそ、ありがとうございます!】