……
( 冗談で言ったことへの肯定が余程驚きだったのか、お礼を言われても『 あぁ、いえいえ、そんな…』なんて曖昧な返事。のんびりと過ごす目の前の彼とは逆に、やや暗い表情。キュ、と口を噤めば思い出すのは先程の出来事で。若しかして、目の前に座る彼も人の命を奪うのだろうか。伺うような視線をそちらへ向けながらそんなことを思い。それが悪いとか悪くないとかそんなことはどうでも良くて、ただ本人達はそれでいいのかという疑問も抱いているようで。彼をじ、と見つめるその目は揺らいでいて。)
あの 、……… すみません 、璃乃ちゃんとはまたお会いできますか ?
>>39 青年 、
私の口からはなんとも言えませんね……。璃乃が会いたがることは確かでしょうけど。
(揺れながらも外れないその瞳を一度真正面から見つめ返して、伏せる。)
誰かが手を汚すことで別の誰かが、その分汚さずに済む。例えばですけど、そんな話があったら貴方はどう思いますか?
(視線はどこを漂っているかわからない。ただ聞く意思だけはしっかりとあるようだ。真剣味には欠けるが、冗談として聞いているには雰囲気にだらけたような隙が少なすぎる。中途半端な感じがそこにはあった。)
>>40 姫宮様