彼女の行動の大部分は我々の意図したものです。今私と貴方がこうして話している。このこともその意図の一環とも言えるでしょう。
(僅かに沈黙をつくる。今言った言葉と次に口から出る言葉を触れさせないとするかのように)
お礼を言わせてください。璃乃と血の繋がりはありませんが、兄の立場で言わせていただきます。ありがとうございました。
(頭こそ下げはしなかったがそれはどこまでも普通で、気取ったような雰囲気は一切なかった)
ごめんなさい。頼んだものを持ってきてもらいましょう。人が近づかないようにしていたもので。
(青年は再び黙った。表情は落ち着いている、というよりのんびりしていると言っても良かった。今この場所がとてもポジティブなものだと感じているように。)
>>36 姫宮様
……
( 冗談で言ったことへの肯定が余程驚きだったのか、お礼を言われても『 あぁ、いえいえ、そんな…』なんて曖昧な返事。のんびりと過ごす目の前の彼とは逆に、やや暗い表情。キュ、と口を噤めば思い出すのは先程の出来事で。若しかして、目の前に座る彼も人の命を奪うのだろうか。伺うような視線をそちらへ向けながらそんなことを思い。それが悪いとか悪くないとかそんなことはどうでも良くて、ただ本人達はそれでいいのかという疑問も抱いているようで。彼をじ、と見つめるその目は揺らいでいて。)
あの 、……… すみません 、璃乃ちゃんとはまたお会いできますか ?
>>39 青年 、