なんて見事な …… 、
( 現れた巨大な光の壁に、圧倒されてぽつりと。あの壁、私も作れるかもしれない。今後の防御策のために参考にしようとするあたり、能力の学びに貪欲なようで。ただ、魔法も永遠に出せる訳では無い。元々は防御や回避のみ徹底していたため、魔法自体に差程 威力や耐久性もない。あの光の熱線は花魔法では確実に防げないだろうし……と、此方もどうすれば良いか模索し始め。)
インクを撒き散らすのが 、一番楽なのですが ……
( インクがある場所なら、何処へでも移動できるのにと少し悔しげに。巨大な光の壁に当たったインクは四方に飛び散ることなく消えてしまっていて。壁の向こうへ行くことは難しく、これまた困ったように肩竦め。)
>>67 アリアナさん 、ノワールさん 、
「よし、アリー。合図したら解くぞ。」
『……わかった。いつでも、行ける。』
(どうやら二人の間で一つ策が出来たらしく、
二人は向こう側を見るかの様に壁へ目を向ける。)
「よしアリー、行くぞ……、解除するッ!」
(ノワールが指を鳴らして[大陸割断]を解除し、
すかさずノワールは、今度は両手に光を集め、
[大陸割断]を同時に二つ、縦に飛ばしていく。
それは左右への逃げ場を奪う[戦場作り]だった。)
『思い切って、攻める、[ボーン・ブレイカー]!』
(アリアナは右腕に大きなハンマーを形成し、
前方に対して渾身の振り下ろしを放つ。)
>>68 姫宮