(黒い氷柱が背中に突き刺さる。しかしながら、
鎧の分厚さによって、その身に傷は無い。)
『……後ろからっ。この数だったら、
捌ききって[リッピング・キット]を……っ!!』
(鎧を脱ぎ捨て後ろを振り向いた先には、
笑みを浮かべる彼女と、無数の黒い氷柱。)
『まずい……防御が、間に合わない……。』
「来る、伏せろアリーッ![大陸割断]!」
(アリアナの油断をカバーするべく、
左の掌へエネルギーを集め、地面へ横に薙ぐ。
すると地面に残った痕から光が立ち昇り、
巨大な一枚壁となって氷柱を凌いだ。)
「数の制限は、無いものと考えた方が良いか。」
『あの攻撃……対策の必要あり、かな。』
(ノワールが地上へ降り立ち、二人が並ぶ。
そして彼女に対する、効果的な手段を模索する。)
>>66 姫宮
なんて見事な …… 、
( 現れた巨大な光の壁に、圧倒されてぽつりと。あの壁、私も作れるかもしれない。今後の防御策のために参考にしようとするあたり、能力の学びに貪欲なようで。ただ、魔法も永遠に出せる訳では無い。元々は防御や回避のみ徹底していたため、魔法自体に差程 威力や耐久性もない。あの光の熱線は花魔法では確実に防げないだろうし……と、此方もどうすれば良いか模索し始め。)
インクを撒き散らすのが 、一番楽なのですが ……
( インクがある場所なら、何処へでも移動できるのにと少し悔しげに。巨大な光の壁に当たったインクは四方に飛び散ることなく消えてしまっていて。壁の向こうへ行くことは難しく、これまた困ったように肩竦め。)
>>67 アリアナさん 、ノワールさん 、