うぅっ 、眩し … ッ
( 左右に反り立つ光の壁。その眩い光に目を閉じかけたが、アリアナの存在に気付いては慌てて手を振り。再び出現する大量の桜。量任せの不完全な防御により、直撃は防いだものの その反動で後方へ吹き飛び。散りゆく桜が、風の向きで運悪く自分の方向へ流れる。それにより更に視界が悪くなり。逃げ場を確保する為、頭上にインクの丸い塊を作り出せば、花火のように弾けさせようと試みて。空いた片手で、何時でも防御出来るように魔力を集中させてはいるが…。)
防ぎきれないかもしれませんね 。距離が近過ぎる … !
>>69 アリアナさん 、ノワールさん 、
『うっ……、花弁が…。前が、見づらい。』
「彼女も状況はきっと同じ筈ですよ。
さあアリー、私は後ろから支援しますから。」
『うん……頑張る。もっと、楽しみたい。』
(ノワールの応援にアリアナは笑顔で応え、
アリアナもまた立ち止まり、準備をする。)
『[アストラル・カノン]……私の、奥の手。
今の私1人に出来る、1番凄い攻撃。だから…、
もしかしたら、ちょっと痛いかも、知れない。』
(両手を前に突き出し、闇が砲口を形成する。
その奥底から、紺碧色の煙が漏れ出ている。)
『これを凌げたら……、ちょっと凄いかも。』
(そう言うと、アリアナは左の口角を上げる。
最大出力の波動砲が、今放たれようとしていた。)
>>70 姫宮