「さテ……遊び甲斐がありそうナ奴らダ……。
早々に潰されテ私を失望なドさせるなヨ?」
(そう言いながら、その者の背中の一部が変形し、
[ボッ]という音と共に少しずつ浮き上がる。
反重力エネルギー、最先端技術による飛行能力。
科学研究の進んだツクヨミならではの物だった。)
「安全圏かラ楽に始末すルのは好みではなイ。
だガ……まずはその力ヲ見せて貰ウとしようカ。」
(言い終わると同時に、その者は右腕を挙げる。
それを合図に、空からも、ビルの窓からも、
死体の山の中からも、十数体のロボットが
勢いよく飛び出してきて、その者の後ろに付く。)
「これガ、さっきの雑魚共ヲ始末した分だけト
全く同数ノ兵力ダ。この障害、越えてみせヨ。」
(挙げた右腕を真っ直ぐ前に振り下ろすと、
銃器やブレードを展開したロボット達が
正面の2人、加えて少し離れた所にいる者へ
目掛け敵を始末せんと一斉に飛びかかる。)
>>55 皇 >>56 三日月 >>57 チェンシー
>>58 ディヴィジョン
動く機械、チェンシーの故郷にはなかったネ。
どれだけ耐えられるか試させてもらうケド、人より脆くちゃ拍子抜け、アルよ!
( 廃墟を背に飛び上がり、自身の長い髪を【硬化】させて遅いくるロボットを迎え撃つ。
硬化によって強化されたそれは絶大な破壊力を有する。 )