>>57 ラパン
エルザ
「……!やっと来たわね時計うさぎ!
嫌!まだ私は遊んでいたいの!明日からは王冠争奪戦だから今日はめいいっぱい遊んでおきたい!!あ、でも貴方の淹れるホットミルクは美味しいから頂戴!」
白い髪のオールバックに180cmと言う長身である事や、ハートの王国における実質的なトップであると言う事から近寄りがたい雰囲気をしてはいるものの、エルザにとっては先王(父親)を恩人としていて、常に自分の周囲で身辺警護をしている近衛兵よりも信頼している人物だ。
軍略に長けていて軍師としても優秀である事に加えて剣士としてもハートの王国随一の実力者であると言う立場的にも実力的にもハート王国軍の要である彼の姿を見て少しエルザも顔が綻ぶ。
今日はまだまだ遊んでいたい。退屈なのは嫌いだけど、このまま休んでしまっては折角の遊べたかもしれない時間が消えてしまうと言う勿体無さがあり、それも嫌だと答えるものの、彼の淹れるホットミルクは美味しいから飲みたいと両手と両足を玉座の上でバタバタと動かして我儘を言う。
【ありがとうございます!!
女王もラパンさんの事を失くした父王と重ねて見ているので、女王の我儘で苦労している事や身長差や年齢差から、端から見ると本当に親子みたいに見えるかもww】
>>70 Queen of Heart/ハートの女王エルザ
ハア…。まあ、それくらい元気なら安心しましたよ。
ハイハイ。ホットミルクですね。蜂蜜もいれましょうかね。
(『うさぎ』という渾名は、自分の真っ白な髪の毛と赤い瞳から、いつの間にかついた通り名だ。それはQueen of HeartでついたのかSnowWhiteでついたのか、今となってはあまりもう覚えていない。しかしもう自分も30歳。そんな可愛らしい草食動物に例られるものでは…と毎回思うものの、溜息をつくだけだ。
一方、ハートの女王と言われる所以、真っ赤な髪の毛を揺らして振り向くエルザ。待っていた!とでもいうように、子供のような表情を浮かべていた。戦争の前日というナイーブになってもおかしくない状況で、“今のうちに遊んでおきたい!!”と言い放つ図太さというか、ブレなさには安心感を覚える。ホットミルクは安眠効果があると思っての提案は受け入れられたが、どうやら大人しく寝てくれるつもりは無いようだ。いつも通りの我儘を聞き届ける父親のような兄のような気持ちで、ふ、と口元を緩め。部屋の端にある簡易的なキッチンカウンターへ歩いて行き、支度を始める。女王の仰せのままに。とろりとした蜂蜜が入っている瓶を準備したら、ミルクをふつふつと温めた。ぷくぷくと泡立つ気泡から視線を上げれば、大きな窓から見える景色を眺めて、ぽそりと呟く。)
いよいよ…明日ですか。ここからの景色も…変わるのでしょうね。
(PL:父親であり兄のような気持ちになっちゃいます…身長差は本当に凄そうですよね!なのに、主従関係がしっかりしているのが可愛いな〜なんて思います^^)