>>41 Queen of Heart/ハートの女王エルザ
…ああ、そうだな。遂に始まる。―――まあ、手段が増えるだけで…やることは変わらないさ。少なくとも俺は…女王の望みを叶える事だけだ。
(遂に、というのか、漸く、というのか――、政治や軍事の中心にいる我が国は、国を大きくする実力行使に出る。今までの様に、『話し合い』という名の軍事力をチラつかせた方法では女王の望む拡大スピードには追い付かないであろう。大きな城の中、軍の統率をする特徴的な雪のような頭を持つ男、ラパン。ソファに座りながら軍の中でも主力となる者に指示をし終えると、相手から『いよいよ戦争が始まりますね、ラパン隊長。』と声を掛けられる。その言葉を聞き入れて、何を考えているのか分からないボソボソとした口調で返答し、そして真っ赤な瞳で相手をじっと見つめ。女王への忠誠を言葉にすれば、部屋の扉が開いてまた別の兵士が入室してきた。)
…、なんだ?勝手に入ってくるなんて…明日も早ぇんですから…。――…、女王様が…騒いでいらっしゃると。…ハイハイ…行きますよ。
(いつもの事。とはいえ、女王が退屈しているのでお呼びですという言葉を聞いたときに、溜息が出てしまうくらいは見逃して欲しい。睡眠時間が削られる位に頭を捻らせて軍略を練った頭は疲弊していたからだ。しかし、女王は自分にとって絶対的な存在。明日からの戦は、軍事隊長なら成功させて当たり前なのだ。エルザ女王の部屋を開けると、執事の様に呆れ気味に声を掛けた。)
女王様、お静かに。面白いことならば、明日から起きますでしょう…。もうお休みなさっては如何ですか?ホットミルクでもお淹れしましょうか。
(PL/小さくて可愛くて自由でわがまま気味な女王様がプリティできゅんきゅんです!!ガンガンにこきつかって下さい。ラパンは妹のように可愛がってるし、エルザちゃん大好きな設定ですがよろしくお願いします^^)
>>57 ラパン
エルザ
「……!やっと来たわね時計うさぎ!
嫌!まだ私は遊んでいたいの!明日からは王冠争奪戦だから今日はめいいっぱい遊んでおきたい!!あ、でも貴方の淹れるホットミルクは美味しいから頂戴!」
白い髪のオールバックに180cmと言う長身である事や、ハートの王国における実質的なトップであると言う事から近寄りがたい雰囲気をしてはいるものの、エルザにとっては先王(父親)を恩人としていて、常に自分の周囲で身辺警護をしている近衛兵よりも信頼している人物だ。
軍略に長けていて軍師としても優秀である事に加えて剣士としてもハートの王国随一の実力者であると言う立場的にも実力的にもハート王国軍の要である彼の姿を見て少しエルザも顔が綻ぶ。
今日はまだまだ遊んでいたい。退屈なのは嫌いだけど、このまま休んでしまっては折角の遊べたかもしれない時間が消えてしまうと言う勿体無さがあり、それも嫌だと答えるものの、彼の淹れるホットミルクは美味しいから飲みたいと両手と両足を玉座の上でバタバタと動かして我儘を言う。
【ありがとうございます!!
女王もラパンさんの事を失くした父王と重ねて見ているので、女王の我儘で苦労している事や身長差や年齢差から、端から見ると本当に親子みたいに見えるかもww】