>>143(桜空)
《スタッ》
氷華
「貴方の信念はその程度?」
自分の頭上から迫る瓦礫を弾き飛ばした後、放った氷塊を瞬時に水蒸気に変えて蒸発させると、地面に向けて放った氷塊の上に降り立つと、氷塊の上から桜空の居る場所を探し始める。
>>143(隅影)
《ズッ》
水圧レーザーを避け、走り始めた隅影の前に1mもの巨大で赤黒い体色をしたバッタのような魔虫が現れ、隅影の道を塞ぐと共に彼の首筋に向かって噛み付こうと飛び掛かる。
先程の潜鴉によって左足に付けられたナイフの傷からは絶えず出血し、激しく動こうとすればするほどに出血が酷くなり、このまま行けばやがては意識を失ってしまうだろう。
桜空「はぁっ・・・・・はぁっ・・・・・!」
一般人「ぁ・・・・・ああ・・・・・」
(桜空は、建物の外壁によりかかって、なんとか生き延びていた・・・・・
が、よく見ると、桜空だけではなく、もう一人・・・・・
どこの学校のものかはわからないが、服装は制服であり、時間帯的に恐らくは部活からの下校途中と思われる女子生徒が、桜空の隣で怯えながら唖然とした状態で突っ立っている・・・・・)
隅影「大して力もないのに、厄介なヤツらだ・・・・・さっさと終わらせてもらうぞ・・・・・」
ガゴッ・・・・・!!!!!
(隅影は、片手を硬化させて地面の一部を抉りとると、そのまま魔虫へと向けて、物凄いスピードで投げつける・・・・・
空中戦に持ち込まれない限り、隅影からすれば、いつでも地面を抉りとってそれを投げつけることが出来る・・・・・
そして、地中を掘り進んで逃亡することも出来るため、そこそこ有利でもある・・・・・)
【すみません、体調を崩してしまい、返信が遅れました・・・・・】