桜空「ぐっ・・・・・!?」
(氷華の情け容赦ない一撃に、桜空は一瞬でも意識が落ちそうになるも、続けざまにそのまま空間移動をする・・・・・
が、どこか近くに移動する、というわけではなく、何故か落下してゆく・・・・・
戦いの続行に諦めたか、それとも何かの策か・・・・・
いずれにしても、桜空と氷華とでは、力の差があまりにも歴然である為、じわじわと追い詰められる一方の桜空には到底勝ち目はないのは明白・・・・・)
>>141
隅影「そうか、奇遇だな、俺もだ・・・・・」
ダッ・・・・・!
(隅影は、突然猛スピードで走り始める・・・・・
備わっている能力を使わずとも、元々の身体能力の高さも、戦いの場においてはその勝敗を大きく分けることとなる・・・・・
そして、隅影自身、逃げに徹しているわけではない・・・・・)
>>142
>>143(桜空)
《スタッ》
氷華
「貴方の信念はその程度?」
自分の頭上から迫る瓦礫を弾き飛ばした後、放った氷塊を瞬時に水蒸気に変えて蒸発させると、地面に向けて放った氷塊の上に降り立つと、氷塊の上から桜空の居る場所を探し始める。
>>143(隅影)
《ズッ》
水圧レーザーを避け、走り始めた隅影の前に1mもの巨大で赤黒い体色をしたバッタのような魔虫が現れ、隅影の道を塞ぐと共に彼の首筋に向かって噛み付こうと飛び掛かる。
先程の潜鴉によって左足に付けられたナイフの傷からは絶えず出血し、激しく動こうとすればするほどに出血が酷くなり、このまま行けばやがては意識を失ってしまうだろう。