>>163
狼谷
「おー、やっと帰ってきたかボス。
明らかにヤバかったみたいだが、三羽鴉でも来ていたのか?」
書類を読んで内容を確認していた中、部屋の隅に桜空が現れたのをその声や、空間移動する際の異音から察知すると、そちらへ視線を移し、立ち上がる。
八咫烏はそのメンバーの一人一人に独断で悪人を裁く権利が与えられており、組織的に行動する事も珍しいため、その全体の行動や人員配置は十二鴉の一人である狼谷でさえも把握することが出来ない程複雑な構造となっている。
それなりに腕の立つ取引相手が居て、その気になれば何時でも逃走できる空間移動能力を持った桜空が明らかにダメージを受けているのを見て、三羽鴉が現れたのかと問いかける。
桜空「げほっ・・・・・あぁ、あの強さは・・・・・多分な・・・・・」
(そう言うと「あの白い髪の女には、極力関わらないようにしたほうがいいな・・・・・化け物だ・・・・・」と、八咫烏のボスである氷華の恐ろしさを語る・・・・・
取り引きでまさかここまで体力を削られるとは思っていなかったらしい・・・・・)
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