夕渚「私は15歳です!あなたは?」
(一人であんなところにいたら危険と言われるが、注意の言葉よりも、相手とお友達になりたいなぁという感情が勝ってしまい、歳を聞かれたのも友達感覚でという勘違いをぶちかます・・・・・
二人が出会ったのは今現在から二年前、、まだ夕渚も入院前だった・・・・・)
>>250
氷華
「…………!!
……そう、私と同じ歳だったなんて……少し驚いた。」
氷華は相手の年齢を聞くと、自分と同じ年齢だとわかり、驚く。
自分も家族が生きてさえいれば彼女と同じように、学生として暮らしていけたのかなと思い、少し憂いを帯びた笑みになってしまうものの、彼女には心配をかけまいと微笑みながら少し明るい口調で話す……
自分はもう普通の人々と同じ道は歩めない、それをまざまざと思い知らされているかのように感じてしまう……だからこそ、友達になりたいと思っている夕渚とは対照的に血と死にまみれてしまった自分の事など直ぐに忘れて生きてほしいと思ってしまう。