夕渚「・・・・・」
《この人の笑顔は、素直な笑顔じゃない・・・・・》
(わずかに感じる違和感、氷華の笑顔には、別の感情が混じっている・・・・・
警察でもないのに悪い人の対応をするということは、警察とはまた違う立場の人間、まだ15歳でその立場ということは、きっと私なんかよりも苦労が多いのだろうと感じれば、黙り込んで相手の表情を無意識の内に見つめてしまう・・・・・)
>>252
氷華
「さあ、ここまで離れればもう大丈夫。
後は自分で帰ることが出来るよね?
私は戻ってあの店の検挙をしてくる。」
氷華は静かに路地裏へ降り立つと、これだけ離れればもう追手も来れないと考え、変わらず微笑みながら夕渚を降ろし、自分はもう一度店に戻り、あの店の検挙を行ってくると言うことを伝える。