ノエル、氷華さまと同じ想いをもっていたのですね
( 彼女の答えに少しぽかんと、ただ彼女を見ることしかできずにいて。彼女と自分の夢が似ている、同じ想いを持つ人がいる……こんなに心がぽかぽかするなんて。ほんのり頬は紅潮し、幸せそうに目を細めながら呟く )
……ひとりじゃないのですね
( 同じような問いを、所属してからいろいろな人にぶつけてみた。けれど、殆どの人は 自らの欲望を満たすため という気持ちが見え隠れしていたし、自分の想いは綺麗事だ絵空事だと共感されることはなかった。ノエルはひとりじゃない、そして氷華さまもひとりじゃない。このあたたかい気持ちがこぼれないように、自然と書類をぎゅ、と抱きしめて )
>>282 氷華さま
ちか、みち……ですか?
( 彼の言葉に、こてん、首を傾げて。さすが悠矢さま、拠点のことをよく知り尽くしていらっしゃるのですね!そう考えるなり尊敬の眼差しを彼に向けて。近道を知っておけば、緊急事態の時にすぐ移動できて役に立つかもしれません。こくこく、2回ほど頷いてはあどけない笑みを浮かべて )
ぜひノエルにも教えてくださいっ
>>283 悠矢さま
氷華
「ええ、私も貴方の理想を……いえ、目標を聞いて驚いたわ。
一人で理想を叶えるのは難しい、現実は理想よりも非情で残酷だけど……定めた目標に向かって歩き続ければ必ず願いは叶う。理想は現実となる、そう私は考えている。」
理想と言う言葉から、必ず叶えると言う意味で"目標"に呼び方を変え、自分と同じ理想を持つノエルに対して持論を話す……理想を現実にする事は容易い道ではなく、特に自分達の望む世界の実現は、実現するまでにあまりにも困難な道を歩まなければならないのだが、それでも歩みさえ止めなければ必ず叶うと言うもの。
これまで無人の荒野を独りで歩き続けているようなものであった氷華であったものの、自分は一人じゃない、そう思った事で氷華も心の奥底に暖かいものを感じた……それは何処か懐かしいような、不思議な感覚であるものの、その感覚の名を氷華は忘れてしまっている……
氷華
「……………クスッ。」
ふと視線を移すと、緋染が珍しく親切に近道について教えようとしているのを見て、微笑みながら静かに二人を見守る。自分は決まった道やルートしか通らないため、近道の捜索をしようと思ったことも無いことから自分も知らない道や通り方があるのならそれを知っておきたいとも思っている。
夕渚「・・・・・いえ、私の感情は・・・・・とっくの昔に死んでしまいました・・・・・」
(そう言うと「今の自分が、過去を思い出したくないあまりに自分が作り上げた偽りの自分なのか、それとも無意識に出ている本来の自分なのか、わからなくなるんです・・・・・」と告げる・・・・・
人前では明るく振る舞うために、友達にも過去のことは明かしていない、思い出したくないから・・・・・
そうしている内に、今の自分は本当の自分なのか、それとも振る舞いの為に作り上げた偽りの自分なのか、わからなくなってしまった・・・・・
ある意味、夕渚は悪を粛清する正義の道を進まなかったもう一人の氷華なのかもしれない・・・・・)
悠矢「ではまず、窓から出て垂直の壁をわずかな溝に指をかけて登ります」
(親切心からくる説明のための敬語なのか、丁寧に説明し始めるものの、ハッキリ言ってその方法はス〇イダーマンかと言いたくなるような人間離れした方法であり、頭がおかしいと言わざるを得ない・・・・・
本気で言っているのか、思いつきで言っているのか、定かではない・・・・・)
>>292