>>340(桜空)
薫
「うんうん、元気になってくれて安心したよ。子供は元気が一番って言うからね?」
薫は美味しそうに食べているのを見て、まるで母親が子供を見守るように穏やかな目で優しく桜空を見守り、薫に救われた他の子供達も自分と同じように苦しい環境に置かれ、周りから拒絶し、拒絶されていた桜空の事を友達と呼んで一緒に遊びに誘うようになった。
少年院にいる他の多くの子供達は、未だに桜空達を避けてはいるものの、孤立した施設の中に薫は友達が作れる場所や、幸せに暮らせる場所を作っては、皆が幸せに過ごし、更正して社会に出られるような環境にしようとしていた……
………少年院の院長……神宮が現れるまでは。
【少しして・・・・・_____】
桜空「んん・・・・・せんせぇ・・・・・」
(友達もできて、少しずつだが遊ぶようにもなってはきたものの、まだ自分から誰かを誘って遊ぶというのはハードルが高いのか、ほとんど誰かが誘ってくれるのを待っていることが多い・・・・・
昼寝中の桜空は、一番懐いている薫の夢でも見ているのか、寝言を言う・・・・・
これから、巨悪が訪れるとも知らずに・・・・・)
>>341【見落としていました!すみません!】
隅影「死体は別にどうでもいいが、密輸品が改訂に沈んじまったのは納得いかねぇな、責任、取ってもらおうか?」
(隅影はかなりご立腹なのか、声のトーンが低くなり、不気味にニヤニヤと笑みを浮かべながら責任を取ってもらおうかと呟く・・・・・
こうなったらやるかやられるかではない、確実にやる、同じように海底にでも沈めてやろうかと怒りを顕にする・・・・・)
>>344